お母さんのための「くじけない」男の子の育て方

小崎恭弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087816297
ISBN 10 : 408781629X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
219p;19

内容詳細

ニートや引きこもりが増加する一方の日本。
今現在小学生の子供たちが成人する頃には、無くなっている職業や職種が多いと予想され、、我が息子の将来に不安を感じている母親たちも多い。
元保育士の著者は、あらゆるタイプの男子を見てきた経験を持つ。さらに、自身が三兄弟の長男で、現在は三兄弟を育てている、いわば“男子のプロ”。母親には理解しにくい男子の心理を解説しつつ、すぐに実践できる効果的な言葉がけや、失敗してもへこたれない育て方のヒントを満載。

【目次】
第1章 お母さんと息子は大好き同士でもわかり合えない!?
「ママと結婚する!」絶頂期 幼児期(2歳前後〜小学校就学前)

1 乳児期の後は、チビ恐竜出現? 男の子ワールドのはじまりはじまり〜!
2 図鑑の繰り返し読みで、いつの間にかママは昆虫博士、電車博士!
3 男は不器用ですから……口より先に出るのは手か足!
4 「叱らない子育て」にうなずけるのはきっと女子母
5 世界を救うのは僕だ! 見えない敵があちこちに
6 うんちおしっこちんちん大好き!
7 特定のものだけに発揮される目力
8 静かなときはいたずら中か病気


第2章 社会への第一歩。どきどきの小学校生活スタート!
集団生活訓練初期 小学校低学年(6歳〜8歳)

1 背中からはみ出ているランドセル、一人で通学するなんて
2 幼稚園、保育園のようなフォローがない規律生活へ
3 超パンクな髪型、服は時々後ろ前
4 丸いもの、長いもの……いつでもおもちゃに早変わり!
5 ランドセルの奥底に、蛇腹になったお知らせプリント
6 当日の朝言ってくれるな、今日必要な図工の材料
7 ズボンのポケットは魔法の穴ぐら
8 「こら!」「やめなさい!」母の言葉は常に「!」つき


第3章 アホ男子全開! 友達同士の世界を作り始める。
一歩踏み出しては戻るプレ反抗期 小学校中学年(9歳〜11歳)

1 通学路、勝手に変えて大目玉
2 高いところには必ず上り、道を普通に歩かない
3 宿題を忘れたことを忘れている……
4 友達命! 親や先生より仲間意識が最優先

5 オセロに将棋、勝った負けたで大騒ぎ!
6 片付けてもすぐ元に戻る魔法の部屋
7 「ただいま」より先に「ごはんなに?」
8 いじめ、不登校の本格化


第4章 ぶつかって転んでの心身鍛錬期本格化!
取り扱い注意の思春期男子  小学校高学年〜中学生(12歳〜15歳)

1 何を訊いても「別に」「普通」
2 部屋に入っただけで、そこまで怒るか!?
3 「だりぃ」「疲れた」「うざい」ネガティブワードのオンパレード
4 親の矛盾点(大人の噓)、発言のおかしさを指摘する
5 親の言うことを聞き流す「はいはいはい」
6 親を遠ざける時と甘える時と
7 異性を意識し始める。彼女ができる日
8 エッチな本を見つけてしまった
9 あいさつをしなくなる息子たち
10 性教育―父親との付き合い方
11 家のルールが試される
12 将来に対する漠然とした不安を感じ始める

第5章 「くじけない」男の子を育てるための10条 息子の自立に向けて
第1条 母の愛情シャワーで一人一人がかけがえのない存在であることを知る
―自立の基本は依存
第2条 脱“男らしさ”の呪縛! その子自身の“今”を見る
―個性の尊重
第3条 自信のスモールステップの蓄積をさせる
―体験と経験の重要性
第4条 親がすぐに先回りせず、解決方法を自分で考える癖をつける
―正しい転び方と起き上がり方
第5条 家族と社会の橋渡し役、 男の子に必要な「おじさん」の存在
―多様性を知る
第6条 親が話をしっかり聴いてこそ、話を聴ける子が育つ
―コミュニケーション力の育て方
第7条 立ち居振る舞い、あいさつなどの習慣づけ
―当たり前の大切さ
第8条 ゲーム、携帯、遊びはルールを決める
―自立は自律から
第9条 続けられる運動系の習い事をひとつでも
―継続から生まれる強さ
第10条 要求、否定ではなく、前向きな言葉掛けを
―いつも見ている親の背中

【著者紹介】
小崎恭弘 : 1968年兵庫県生まれ。大阪教育大学教育学部准教授。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。兵庫県西宮市初の男性保育士として、施設や保育所に12年間勤務。その間、3人の男子の父親として育児休暇を3回取得している。自身も3兄弟の長男。講演や社会活動に参加しながら、テレビ、新聞、雑誌などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みっくす さん

    早めの反抗期なのか友達の影響なのか言葉遣いが急に悪くなった小1長男に手こずって悩んでいたので衝動買い。Amazonレビューは良かったけど、著者の育児本をすでに読んでいることもあってか新しい情報は多くなかったかな。男の子の武勇伝にそんなに紙幅を割かなくても…。でも、大きくなってからのことも書かれていたので将来どんな風に育てていこうか少しイメージがわきました。男の子が競争好きってのはなんとなく気づいていたけど、しっかり認識できました。その辺くすぐってみるのもいいかも。帯に伊坂幸太郎さん!

  • こうちゃ さん

    ☆3 元保育士の著者は、あらゆるタイプの男子を見てきた経験を持つ。さらに、自身が三兄弟の長男で、現在は三兄弟を育てている、いわば“男子のプロ"。母親には理解しにくい男子の心理を解説しつつ、すぐに実践できる効果的な言葉がけや、失敗してもへこたれない育て方のヒントを満載。そもそも男女では脳の違いがあるから、思考や行動パターンが読めないのも仕方がないことだったのかな〜。子育て中のお母さんはもちろんのこと、反抗期真っ最中の男子が読んでもいいかも。

  • カナコ さん

    私自身は妹とのふたり姉妹で育ち、男の子には無縁で育ったが、私は二人息子の母親になった。そして息子たちの行動にいつも唖然とさせられる…しかしこの本を読んで納得!男の子ってこういう生き物なんだと。そうよね、男の子の母親は声がでかくなるし、ガミガミ叱らずにはいられないわ!日々悩んでいたことにも、とても勇気づけられたし、客観的にみると面白おかしいなと思えた。まだ幼児期なので可愛いものだけど、思春期を迎えたらどうなるのだろう…母としては不安だが、なるようになるか!母もたくましくなります!!

  • luckyair さん

    年齢別に分かりやすくコンパクトに整理されている。男の子専用の本だけあって、割と的確な内容。最近流行りの「叱らない子育て」「子どもの気持ちに寄り添う子育て」に対して、「冷静にそのような子育てが実践できるのは、男の子のお母さんには少ないでしょうね。女の子か余程大人しい男の子のお母さんでしょう。」との一説に納得。何にしても「こうあらねばならない」系の育児本は堅苦しいけど、この本は事実を並べているような感じで良かった。★★★

  • ぼりちゃん さん

    心理学者ウィニコット 母親の条件「good enough mother」何事もほどほどの中で子どもと関わる。多すぎず少なすぎず、遅すぎず早すぎず、大きすぎず小さすぎず、近すぎず遠すぎず、よい加減、ええかげん。適当に、信じて待つ。/男の縦関係を与える。/おちびの全力感、生きる魂を大切にしていく。

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