点と魂と スイートスポットを探して

小山実稚恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048929394
ISBN 10 : 4048929399
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
173p;19

内容詳細

日本を代表するピアニスト・小山実稚恵が12人のプロフェッショナルとの対談から得たたくさんの学びや貴重な発見を綴る。点(スイートスポット)を使いこなすことは、人生の芯をとらえること。その理想を追い求める魂こそ、一流の証なのだ。

目次 : 第1章 雪と氷とピアノ/ 第2章 「好き」が自分を動かす/ 第3章 心とからだの脱力/ 第4章 からだを意識して、軸を極める/ 第5章 12年のピアノとの旅/ 終章―想いを傾ける

【著者紹介】
小山実稚恵 : 人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールの二大コンクールに入賞以来、常に第一線で活躍し続けている。2006年〜2017年までの全国6都市における“12年間・24回リサイタル・シリーズ”は、楽壇史上に残る金字塔。2005年度文化庁芸術祭大賞、2013年度東燃ゼネラル音楽賞ならびにレコード・アカデミー賞、2015年度文化庁芸術祭優秀賞ならびに第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞、2016年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶんこ さん

    つい最近コンサートに行き感銘を受けたので家族が借りてきた本です。一芸に秀でる人に備わっている、そして鍛えているものは何かを、スポンジが水分をたっぷり吸収するように対談相手から得ているのに驚きました。特に印象的だったのが「技術を伴った脱力」「体幹を意識して演奏すること」は、思ってもいない点で目から鱗でした。年齢を重ねるごとに意識し始めた「脱力・体幹」だっただけに面白かったです。もう一つ面白かったのが日本版ゴジラでは、ゴジラの動きに狂言を参考にしたとあり、映画を観たくなりました。

  • たまきら さん

    何かの核となるもの。自分と、己の対象となるものとの関係。それは表現の対象だけではなく、目の前でこちらを見ている猫だったり、ブツブツ言ってる娘だったり、自分の指だったり。一見全く異なるものが実はすごく密接に関わっていたり。そんなことを考えている一芸術家がやっぱりいて、それがものすごく共感できるのが嬉しい。

  • Totchang さん

    スイートスポット、ゴルフではよく耳にする単語ですが、「不射の射」あたりまで話が飛んで、これはもう名人のお話でした。私は小山実稚恵さんの実際の演奏に接したことがありませんし、ピアノ演奏会を聴きに行った数もたかが知れています。そんな私には「魂が音楽を作る」ところまで聴き取ることはかないません。それでも溢れ出る音の世界に身を浸している心地よさは、何にも代えがたいことだと思っています。演奏会が相次いで中止になっていますが、COPID-19騒ぎが沈静化したら、聴きに行きたいと強く思いました。

  • 鳥義賊 さん

    ピアニストが身体感覚をテーマに各界の達人と対談。興味深いお話がたくさん載っています。共通するのは「脱力」して「スイートスポット」を射抜いていく感覚なんでしょうか。

  • ミー子 さん

    ピアニスト小山実稚恵氏が、各界の著名人(アスリートや女優、バレリーナ等々)と対談し、その世界の極意のようなものを尋ね、ピアノとの共通点を語った本。雑誌の連載企画をまとめた本……ということが、表紙や目次だけでは分かりにくく、てっきり小山実稚恵氏のピアノに関するエッセイか自伝なのかと思って購入(笑)。でも内容は良かった。テクニックだけでなく、心や感性が大切なピアノ。でもテクニックも必要なこと。そして、脱力や体幹のこと。体全体で音色や楽器と一体になる感覚。スラスラと短時間で読めた。

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