小堀遠州 綺麗さびの極み とんぼの本

小堀宗実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106021442
ISBN 10 : 4106021447
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,127p

内容詳細

伏見奉行にして名建築家、庭造り名人、そして天下一の茶の宗匠。八面六臂の活躍を成し遂げた江戸の超アーティスト・小堀遠州。彼が好んだ“綺麗さび”の美とは何だったのかを探りつつ、この万能の達人の全貌に迫る。

【著者紹介】
小堀宗実 : 1956年遠州茶道宗家に生まれる。遠州茶道宗家、十三世家元不傳庵(ふでんあん)。学習院大学卒業後、大徳寺派桂徳禅院にて禅の修行を積む。1983年、副家元に就任。2001年、十三世家元を継承する

熊倉功夫 : 1943年東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。京都大学人文科学研究所講師、筑波大学教授、国立民族学博物館教授を経て、(財)林原美術館館長、国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。茶道史、寛永文化のほかに、日本の料理文化史、民芸運動など幅広く研究

磯崎新・写真 : 1931年生まれ。建築家。磯崎新アトリエ代表。東京大学、UCLA、ハーヴァード大学、コロンビア大学など国内外の客員教授を務める。英国RIBAゴールドメダルなど受賞。主な作品に「大分県立図書館」「群馬県立近代美術館」「ロス・アンジェルス現代美術館」「セラミックパークMINO」「有時庵」「トリノ・パラホッケー」

龍居竹之介 : 1931年東京生まれ。早稲田大学卒業後、日刊スポーツ新聞社文化部記者を経て、1972年より(有)龍居庭園研究所所長。1990年、文化庁文化財保護審議会専門委員。2004年より(社)日本庭園協会会長。2005年より、創造学園大学客員教授。古庭園の修復整備とともに、庭園の啓蒙活動にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • クレリック さん

    小堀遠州は安土桃山時代から江戸時代前期にかけて活躍した大名。千利休、古田織部と続いた茶道の本流を受け継ぐ茶人であると同時に、建築家であり、作庭家、書家でもあった。つまり茶道具から日本庭園に至るまで全てをコーディネートした異才。綺麗さびと表現される彼のデザインセンスは極めて現代的で、とても江戸時代のものとは思えない。もっと知られるべき小堀遠州の入門書として良書。

  • T さん

    イマイチ茶道具の良さとかわからなかったのだけど、これはどれも好きだなあ。 以下メモ P.88  さらに、「綺麗さび」には「つや」があります。「つや」とはすなわち、平和を謳歌しようとする時代に求められていた、王朝文化の古典主義的な美や均整のとれた明るく優美な装飾性、繊細で洗練された美意識……とでもいえば良いでしょうか。  具体的な例としましては、遠州が茶の湯の世界に「文学性」つまり和歌を導入したことが挙げられます。

  • takao さん

    以外に派手というか斬新好みだな。

  • さんとのれ さん

    美しいカラー写真満載で眼福。写真が多い分利休、織部との対比や実績など簡単に述べられているだけだけど、数ある功績のポイントだけをかいつまんでいる分逆にわかりやすかった。茶の湯、作庭などに大きな足跡を残した巨人ではあるが、名物裂の端切れを使って初めての名物裂帖を作ってしまうあたり、美の世界を本当に愛して楽しんだ人だったんだなあと勝手に親近感を感じてしまう。

  • Osamu さん

    利休、織部との対比したり、遠州の好みの道具が解りやすく解説されている。 利休といえば黒楽を連想するか、遠州は白。 この美意識が遠州が江戸時代のアートディレクターと言われる所以なのだろう。

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