生命にとって酸素とは何か 生命を支える中心物質の働きを探る ブルーバックス

小城勝相

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062573573
ISBN 10 : 4062573571
フォーマット
出版社
発行年月
2002年01月
日本
追加情報
:
18cm,215,7p

内容詳細

全身の細胞にエネルギーを供給する酸素は、ひとたび「活性酸素」となれば、癌を発生させ、血管を傷め、老化を促す敵役にもなる。一筋縄ではいかない酸素と生命の複雑な関係を、体内の化学反応の中心として捉え直す。

【著者紹介】
小城勝相 : 1948年、吹田市生まれ。1970年、京都大学工学部合成化学科卒業。京都大学大学院博士課程、九州大学薬学部奨励研究員、マサチューセッツ工科大学(MIT)博士研究員、京都大学医学部助手、兵庫教育大学助教授を経て、現在、奈良女子大学生活環境学部教授。薬学博士。専門は、分子栄養学、生物有機化学。生体内のラジカル反応、それを調節するビタミンや化学物質、細胞死、肝再生、不斉誘導などを化学的に的確・簡潔に解析する「俳句ケミストリー」を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    エネルギーは得られるが、活性酸素で老化など。

  • 中毒 さん

    カタログ的おもしろさ。酸素を狂言回しに、生体内での反応を足早に紹介。高校での知識をおさらいさせつつ、分子生物学の主要な反応を要約した列挙で、次に読む本の指標になってくれた。過程を省いた結論、結論の前提すら省かれる詰め込みっぷりは、「なんで、どうして」の気持ちを盛り上げてくれる。

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小城勝相

1948年、大阪府生まれ。1970年、京都大学工学部合成化学科卒業。同大大学院博士課程、九州大学薬学部奨励研究員、マサチューセッツ工科大学(MIT)博士研究員、京都大学医学部助手、兵庫教育大学助教授を経て、奈良女子大学教授、放送大学教授を歴任。現在、奈良女子大学名誉教授・放送大学客員教授。薬学博士。

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