あの日

小保方晴子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062200127
ISBN 10 : 4062200120
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
258p;20

内容詳細

真実を歪めたのは誰だ? STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を綴った衝撃の手記。

【著者紹介】
小保方晴子 : 早稲田大学、東京女子医科大学、ハーバード大学医学大学院、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)で研究に従事。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この本が今出されたことについて、時期とし...

投稿日:2016/02/28 (日)

この本が今出されたことについて、時期として充分な時間が経過しているということである程度の客観的な視点で書くことが出来たのではないでしょうか。 ここには驚くべきことが書いてあると思いますし私は真実であると感じます。 どの世界でもそうですが、この生物学臨床開発研究の世界で起こる足の引っ張り合いとも言うべき複雑な内部事情は理解できます。彼女が若い研究者であることそして女性であることが報道に拍車を駆けこの様にとてつもなく拡大してしまったということはあると思います。ある意味、暗闇の部分に光をあてるという表現の記述ではないでしょうか。とにかく彼女の立場が悲愴です。 誰が悪いのかというよりも何でこんな結果になってしまったのか、ということだと思います。構造システムが異常であるということを感じます。この出版によって彼女の気持ちが少しでも楽に、そして明るい方向に向かえるように願います。まだ若く未来がある方ですから。

ScatteredClouds さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    図書館の予約に出遅れた訳ではないのですが、図書館休館により配本が遅れ、ようやく読めました。STAP細胞関連2冊目です。「世界を股にかけるオジサマキラーで虚言癖のあるナンチャッテ科学者」か「魔女裁判に巻き込まれた悲劇の才能ある若手科学者」なのか本書では結局判りません。会見で「STAP細胞はあります!」と断言した際は信実を言っていると思ったのですが・・・いずれにしても少し良いと大絶賛し、いざ悪いとなると社会的正義を振り翳して徹底的にバッシングするメディア、ネットの最近の風潮にとてつもない恐ろしさを感じます。

  • またおやぢ さん

    現代の魔女裁判を見ているようだ。「美しい神の世界を人間にわかる言葉にするのが科学者の仕事なんだ。」との笹井氏の発言は、人類の発展に尽くす一科学者の矜持であり、故に同氏の魂の安らからん事を祈る。ところでこの一連の騒動で我々は何を明らかにしたかったのか?複数の人間を追い込まねばならない程の社会的な正義・理由は何で、事件を通して社会は正しい方向に進んだと言えるのか。誤りを正す事は必要。しかし過ちを犯した者を社会的に葬り去らねばならない程、この事件は社会に悪影響を及ぼしたのだろうか。日本社会の闇を強く感じる一冊。

  • rabbit さん

    あくまで小保方さんの立場で書かれているため、全てが真実とは限らないが、これを読むと、小保方さんだけが悪い体で責められていたのは異常だったのではないかと思う。勿論、小保方さんにも悪い点はあったと思うが。周囲の人間に恵まれず、かつ、様々な悪い要因が重なってしまったように思う。これほど研究が好きな方なので、何かしら研究に携わってほしいとは思うが、世間のイメージ的にもう厳しいのだろうか。

  • ピース店長 さん

    あの日やその日の積み重なりがあまりにも不運ばかり重なりすぎのような気がします。あれだけ騒がれた小保方フィーバー当の本人目線での責められ方は非情すぎる。人1人亡くなってるのは事実。結局彼女はなにもかも剥がされてしまった。

  • 美登利 さん

    とても読むのが辛かった。彼女が報道された時、私は若い女性の研究者がこれから世の中にたくさん前に出てくる時代になると良いと思っていました。鵜呑みにできるか少し悩むところも有るけれど、バッシングを受けてから彼女自身の意見反論を全部止められて、出したコメントは変えられていたのは全く知らなかったです。個人情報が晒され有りもしないことまで報道される、これこそ捏造なんだと強く感じます。研究者としての未来を閉ざした大学側も理研も、マスコミも酷すぎる。彼女が寂聴さんと対談した雑誌を観て、少し安心した部分はあります。

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人物・団体紹介

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小保方晴子

千葉県生まれ。早稲田大学、同大学大学院、東京女子医科大学先端生命科学研究所、ハーバード大学医学大学院、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)で研究に従事。2014年12月、理化学研究所を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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