世界に通用する公式マナープロトコールとは何か 文春新書

寺西千代子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166611010
ISBN 10 : 4166611011
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;18

内容詳細

人と人との間で守るべきエチケットやマナーがあるように、国家間で守るべきエチケットが「プロトコール」。儀典官室でさまざまな国賓・公賓の接遇を担当した外務省きってのプロフェッショナルが綴る、ビジネスパーソンにも役立つプロトコール入門書。

目次 : プロローグ プロトコールとは何か/ 第1章 プロトコールの専門家を目指して/ 第2章 国賓・公賓をお迎えするということ/ 第3章 プロトコール実践篇/ 第4章 ビジネスパーソンのためのプロトコール/ エピローグ 伊勢志摩サミットをプロトコールの視点から観る

【著者紹介】
寺西千代子 : 1968年津田塾大学卒業、同年に外務省入省。外務省儀典官室に10年あまり在籍し、国賓・公賓の訪日接遇を担当する。米国、英国、イタリア、カナダ、フィンランド、国連代表部、バチカンなどの在外公館勤務を経て、2009年に外務省を定年退職。現在は、日本マナー・プロトコール協会理事。外務省研修所などで講義を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」 さん

    外交上のプロトコールに関する知識がかなり詳しく書かれている。素人はこれを読んですぐに覚えられるわけではなかろう。しかし、何か情報が必要になった時に、この本があるということを、思い出せるようにしておくことは出来るかなと思う。著者の失敗談もいくつか紹介されているが、何事にも共通する教訓をそこから得ることが出来る。

  • kenitirokikuti さん

    著者は1968年生まれで、外務省儀典室に勤務。09年に「定年退職」とある▲プロトコールの通史が学べる教科書は存在しないそうである(系統的研究がない)。歴史的にはメディチ家からフランス宮廷にイタリア式マナーが伝わる。イギリスもグランドツアーでフランス宮廷マナーを学ばせたが、フランス革命後はやや距離を置く。日本にはその辺りの英国式マナーが流入した。アーネスト・サトウに『外交慣例案内』という著作がある。20世紀以降は当然ながらアメリカ式が強くなる。

  • K さん

    「○○首相が来日されました」の影ではこんな大変な仕事があったのか。席次って超大事なんだな…。サミットのコース料理食べてみたい。

  • まゆ さん

    外務省でプロトコールオフぃサーという式典の儀式の礼儀や方法を長年担当していた人の書いた本。サミットや国賓を迎えた晩餐会などの席次や受付はものすごく細かく決まっているが、時代とともにも変わってくるものでもあるよう。ヨーロッパの作法が基本になっているので日本は学ぶのに大変だったろう。

  • OjohmbonX さん

    外務省で国際儀礼(プロトコール)を担当していた人の本。単に「マナーを守って悪印象を与えない」だけでなく、国際機構では国の大小に関わらず一国一票なので、国公賓の接遇で外国要人に自国の好印象を与えることが、そうした場で自国有利に進める遠因になっていたり、国際会議を円滑に進める効果があったりする。基本ルールは存在していても、お互いが違和感や不快感を覚えなければ柔軟に運用される余地がかなりあって、「マナーに固執することが正義」な世界ではないこともよく分かる。

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