ジェロントロジー宣言 「知の再武装」で100歳人生を生き抜く NHK出版新書

寺島実郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140885604
ISBN 10 : 4140885602
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
205p;18

内容詳細

ジェロントロジーとは、高齢化社会のさまざまな課題を解決することを目的とする学際的な学問。体系的な学びを通して、自分の生き方と社会のあり方を変えていく。今なぜジェロントロジーが必要なのか?異次元の高齢化社会を生きるための「知の再武装」とは?現実と向き合い、知的格闘を続ける著者が熱く語る、新・学問のすすめ。

目次 : 序 ジェロントロジー宣言/ 第1章 異次元の高齢化社会とは/ 第2章 最大の課題・都市郊外型の高齢化―戦後日本の帰結として/ 第3章 知の再武装―なぜ必要か、そして何をどう学び直すか/ 第4章 ジェロントロジーへの新たな視界―からだ・こころ・おかね/ 第5章 高齢者の社会参画への構想力―食と農、高度観光人材、NPO・NGO/ 資料編

【著者紹介】
寺島実郎 : 1947年北海道生まれ。(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 1.3manen さん

    Gerontologyは、老年学。Geronは老人・高齢者を意味するギリシャ語。WWU大戦後にアメリカで生まれた学問体系の名称(13頁)。市民大学院で奄美学の富澤先生を通じて私は教えていただいた経緯がある。藤野厳九郎(ふじのげんくろう)は1874(明治7)年に越前、福井に生まれた(73頁)。旧福井藩士の野坂源三郎の私塾に通い、漢籍、算術、習字を習った。魯迅との交流。ジェロントロジーとは、定年退職後30〜40年間生きねばならない100歳人生の時代にあって、高齢者を社会参画させ活用する

  • 入道雲 さん

    会社を定年退職したら、のんびりと暮らしたい。なんて言うのは、夢物語。ひとり一人が自分の生き方を本当に考えなくてはならない。そのためのヒントがある。二十歳の方にも読んで欲しい。なんせまだまだ80年も生きるかも知れないから。会社や政治は個人を置いて成長し変貌してしまう。

  • おせきはん さん

    人生100年時代を生き抜く方向性として、農業、観光、NPO・NGOでの社会参画の可能性に言及されていたことには納得感がありました。自身のこれまでの経験や関心をもとに何ができるか、何をすべきか、将来に向けて少しずつ考えていこうと思います。

  • 舟江 さん

    人生100年時代を迎えて、残りの35年をどう過ごすか、数字を持って提言している。すでにご活躍さてている方には不要な本だと思う。How to本ではないので、腰を据えて読まないと、身に付かない。

  • breguet4194q さん

    著者の本は、本当に説得力があると思います。高齢の方々の考え方もわかっておられるし、多摩大学の学長もされているので、若者の感覚も熟知している。老いも若きも、今後の日本を考えるなら、もってこいの本だと思いました。

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