絵本・千一夜物語

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309403878
ISBN 10 : 4309403875
フォーマット
出版社
発行年月
1993年10月
日本
追加情報
:
348p;15

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キー さん

    寺山修司氏による、千一夜物語のパロディ作品。1968年に単行本が発売されていますが、本文の記述から、「話の特集」に連載されてのかと思われます。 あの時代の新宿を舞台に、ヤクザやオカマや小人が登場する猥雑なエログロ小説になっています。 絵本、というタイトル通り、宇野亜喜良氏の挿絵がかなりの頻度で挿入されているので、エログロな内容もかなりポップに読めます。

  • Genki Osajima さん

    「実用的価値など、問題ではない。これは美なのだ。美を何かの役に立てようなどとさもしい了見を持つのは、ほんたうの理解者ではない」 文・寺山修司、絵・宇野亜喜良という最狂タッグによる怪作。悪夢の中にいるような浮遊感でハラハラとページを捲ってしまいます。私が読んできた中で一、二位を争う奇書ですが、おいそれと他人に勧められません。理由は読んでいただければきっと分かるはずです。

  • 咲 さん

    5月4日は寺山修司が死んだ日ですね。生も死も嘘のように脚色して戯曲にしてしまう人。花を手向けるかわりだなんて嘯いて、千一夜物語の寺山修司私家版を読む。気持ちはすっかり思春期で、宇野亜喜良のイラストに頬を赤らめ憚りながら、読み、耽る。読書は運動との持論に忠実な地の文は、あれやれこれやれと読者に指示を出す。笑っちゃうし読書に飲み込まれちゃうし、堪らない。好き。物語で生きながらえたシェハラザードを歌舞伎町版に書き換えた、大胆なパロディ。千一夜物語の言い回しがちゃんと多用されているのが、巧くてにくい。文才が眩い。

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人物・団体紹介

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寺山修司

青森県弘前市生まれ(1935〜1983)。日本の詩人・歌人・劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。青森高校在学中より俳句、詩に才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)した1954(昭和29)年、「チェホフ祭」50首で短歌研究新人賞特選を受賞。歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイスト

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