新・書を捨てよ、町へ出よう 寺山修司コレクション 河出文庫

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309408033
ISBN 10 : 4309408036
フォーマット
出版社
発行年月
2006年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,313p

内容詳細

ピブロフィリア(書物狂い)の青年期に歌人としてスタートし、古今東西の本に精通した著者が、言葉と思想の再生のためにあえて時代と自己に向けて放った鮮烈なアジテーション。“青少年のための家出入門”などの実用的エッセイから、美空ひばり論、渥美清論などの鋭利な人物評まで寺山修司の広範な視点がわかる名著。

目次 : 青少年のための家出入門/ 痩せた日本人のための書/ 現代絵師論/ 三文エロイカ/ グループ探訪/ あとがき―抜けぬ言葉への執着

【著者紹介】
寺山修司 : 1936‐83年。青森県生まれ。詩人、劇作家。早稲田大学中退。54年、『チェホフ祭』で「短歌研究」新人賞を受賞。67年、演劇実験室「天井棧敷」を設立、演劇の変革のリーダーとなる。75年、映画「田園に死す」で芸術選奨新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 桜もち さん

    最近本ばかり読んでいるので、私も『書を捨てよ町へ出よう』を自分へのアジテーションのつもりで読んだが、この本自体ニヒルで卑猥さがちらつく長い詩みたい。寺山修司基準でイカしているかかどうかのテストがあった(長い小説が好きか短い小説が好きか。ドンホセが好きかエスカミリオが好きか等々)。これも意味わからない(笑)分かる時がくるのだろか?!

  • しゅんどーん さん

    日常の何気ない事件について、著者流のユーモアを交えながら科学的に分析するエッセイ集。 著者の目を借りて世界を見ると、味気なく思える日常が実は刺激に満ちていることに気付かされる。どの文章も大切に感じられて、一つひとつ丁寧に味わいたい。生まれ変わった気持ちで外の世界に飛び出したくなる。

  • 織沢 さん

    『流行歌手─美空ひばり』を読んだ。 「家」制度、塩酸事件、同化欲というキーワードで美空ひばりを論じ、スターとファンの物悲しい性質、そして美空ひばりは本当に存在するのかという問題にまで至る。 この文章を寺山修司は70年代初頭に発表して83年に亡くなる。その後ひばりの家族が次々亡くなり、自身も52歳の若さで亡くなることなど知りようがない。 『港町十三番地』や『悲しい酒』『柔』のイメージが強かろう時代の寺山が『愛燦燦』と『川の流れのように』ばかりが持て囃される現在を見たら何を思うのだろうか。

  • 勉誠出版営業部 さん

    故・寺山修司の『新・書を捨てよ、町へ出よう』を読了。『書を捨てよ、町へ出よう』に未収録の作品をまとめた一冊。サザエさん一家の性生活について(真面目に?)書いているのが面白かった。

  • 貴羽るき さん

    寺山修司の文章は読んでいて心酔してしまう感じがあって、ちょっと危ないけど良いな〜と思いながら読んだ。

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