三原脩の昭和三十五年 「超二流」たちが放ったいちど限りの閃光

富永俊治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796616553
ISBN 10 : 4796616551
フォーマット
出版社
発行年月
1999年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
220p;16

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読書メーターレビュー

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  • シュラフ さん

    むかし大洋ホエールズって球団があった。いまの横浜ベイスターズのこと。昭和35年 万年最下位チームだったこの球団が名将・三原修を迎い入れて一気に優勝したというドラマがあった。秋山−土井のバッテリーを除けば、特に目立ったスタープレーヤーがいたチームではなかったが、ライバル水原が率いる常勝巨人軍を打ち破った。選手たちのヤル気を引き出し、その個々の長所を組み合わせるのが三原魔術のなせるわざ。そしてミサイル打線の異名をとった強打の大毎に4連勝しての日本一。二流選手が集まったチームが優勝するという痛快な話である。

  • ぴょこたん さん

    ベイスターズファンの友人が貸してくれた本。割と野球に詳しい(と自認している)私でも知っている人は、秋山投手と近藤昭仁選手くらい。でも、三原魔術の凄さは堪能した。さすが仰木監督の師だけある。でも優勝したのはこの年だけで、よく年は再び最下位。その原因となった三原監督の一言。難しいものです。

  • 鈴木貴博 さん

    だいぶ前に読んだ本だが印象深いので記録。西鉄ライオンズの栄光について書いた本は多いがこちらは少ないのではないだろうか。西鉄の黄金時代を築いた三原脩はシリーズ三連覇の次の年に4位に終わると退任し、大洋ホエールズの監督に就任、6年連続最下位のチームはいきなり優勝・日本一に輝く。開幕6連敗・エース秋山登の離脱から始まる激動の昭和三十五年を描く。

  • 佐藤光弘 さん

    6年連続最下位の大洋ホエールズに、名将・三原脩がやってきた。いかにして弱小球団が勝ち抜くことができたのか。将軍学としてもおもしろい。

  • Akihito Arai さん

    代々木上原の古書店で108円。大洋ホエールズが昭和35年、三原脩監督の下、セリーグ初制覇を果たした時の記録。昔のプロ野球話が大好きな私としては堪えられない作品である。三原監督に関しては、西鉄時代のことを取り扱った作品が多く(自伝や大下さん、豊田さん、稲尾さんの著作など)、ライオンズの戦いっぷりについてはよく読んだものだが、大洋がどのような経緯で優勝したのかがよくわかった。私が2歳の時の話。それ以来、優勝したのはベイスターズになっての1回のみ。どんな球団だよ全く。

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人物・団体紹介

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富永俊治

1947年、宮城県生まれ。69年、産経新聞社入社。社会部、文化部などを経て運動部へ。主にラグビーと春・夏の高校野球を取材した。’02年、運動部編集委員を最後に退社。現在はフリーとしてスポーツノンフィクションを中心に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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