教科書には書かれていない 封印された中国近現代史

宮脇淳子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828419893
ISBN 10 : 4828419896
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
314p;19

内容詳細

中国人にとって歴史は政治である!教科書から抹殺された「日本人のための」新しい中国近現代史。

目次 : 序章 中国の海洋進出と尖閣問題/ 第1章 「中国」とは何か/ 第2章 近代以前の歴史/ 第3章 アヘン戦争の衝撃/ 第4章 清の衰退―太平天国の乱と第二次アヘン戦争/ 第5章 洋務運動と日本の明治維新―清はなぜ日清戦争に負けたのか/ 第6章 孫文にまつわる真実と嘘―辛亥革命から国共合作へ/ 第7章 二十世紀前半の日中関係史/ 第8章 日本の敗戦後の中国大陸と日本人の運命

【著者紹介】
宮脇淳子 : 1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、岡田英弘(東京外国語大学名誉教授)からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、山口瑞鳳(東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学、常磐大学、国士舘大学、東京大学などの非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 南北 さん

    中国や韓国で教えている近代史(現代史)は史実に基づかないもので、政治的宣伝に過ぎないものだとの考え方から近代史を中心として中国や朝鮮の歴史について記述している。日本では比較的早い段階で専制君主制はなくなり、その後さまざまな利害関係者による対立や妥協を経て、民主主義社会へと至っているが、中国でも朝鮮でも専制君主制の古代から突然現代につながってしまったため、近代西洋の思想に基づいた考え方に適合できず、中国でも朝鮮(日韓併合時代の朝鮮半島を除く)でも民主主義を経験したことがないことからも言えるのである。

  • 軍縮地球市民shinshin さん

    中国の近現代通史。清王朝は多民族の連合王朝。戦前の中華民国は内戦状態。中国共産党は日本軍とはほとんど戦っておらず。。ということが指摘されていて面白い。

  • ま さん

    善悪はさておき、中国(著者のいう「シナ」)が日本と大きく違うなと感じたのは、国どうしの約束事を反故にすることも選択肢の一つとして充分に吟味しているという点。前政権を否定する易姓革命の影響かな。そう考えると日本の天皇制が存続している意義は国家の信用という点で大きいのかも。あと卑弥呼とか蒙古とかなんで悪い意味の漢字当ててるのかなと思ったら漢字圏の蔑称がそのまま定着したためということ。まあまあ面白く読んだが、この人はこの人で都合よく解釈してしまってないか?孫文とかボロカスに言われてて逆に興味を持った。

  • 紅井流星 さん

    本書の末尾に、『教科書で教えたい真実の中国近現代史』に加筆・修正を加えたものである旨が書かれている。『教科書で教えたい真実の中国近現代史』は以前に読んでいるが、案の定記憶に留まっていないので改めて読むことに違和感は全くなかった。図書館で借りているので、このような方法で2度読みもありかもしれない。第8章は新たに下記加えられております。

  • 紫の煙 さん

    興味深かったのは近代以前のパートで、隋や唐が鮮卑系の出自であったこと。そこから考えると、元、清の時代を含め漢民族以外が大陸を支配していた期間は相当長いことになる。学校で教わる歴史なんて勝者の記録だから、色んな意見を聞きたいものだ。

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宮脇淳子

1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、東京外国語大学の岡田英弘教授からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、東京大学の山口瑞鳳教授からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究

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