Product Details
ISBN 10 : 4087210219
Content Description
近年、世界中で新発見が相次ぎ、進化生物学界で論文が急増中のテーマ「性的対立」。この分野の国内第一人者である昆虫学者が、四半世紀以上の長きにわたる自身の研究成果を紹介しながら、進化生物学の初歩から驚きの最新知見までを明らかにする。より多くの精子をより効率的にばら撒きたいオスと、より質の良い精子を厳選したいメス。そんな繁殖戦略の違いによって生じる「性的対立」と「対抗進化」の世界を、著者は昆虫学の目で問い直す。受精、つまり“愛の成就”に最も重要な決まり手とは何か。われわれ人類の求愛行動への示唆にも富んだ、目から鱗が落ちる一冊。
目次 : 第1章 ドーパミンが生き方と求愛を決める/ 第2章 がんばるオス/ 第3章 オスががんばるとメスはどうなってしまうのか?/ 第4章 そして「性的対立」が生じる/ 第5章 愛の最終決定権を握っているのはメスである/ 第6章 愛はタイミングで決まる/ 第7章 オスとメスの決別/ 終章 性的対立とは何か?
【著者紹介】
宮竹貴久 : 1962年、大阪府生まれ。岡山大学大学院環境生命科学研究科教授。理学博士(九州大学大学院理学研究院生物学科)。ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て現職。Society for the Study of Evolution,Animal Behavior Society終身会員。受賞歴に日本生態学会宮地賞、日本応用動物昆虫学会賞、日本動物行動学会日高賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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香菜子(かなこ・Kanako)
読了日:2018/07/29
ATS
読了日:2022/01/20
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読了日:2018/05/05
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読了日:2018/05/11
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