したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界 集英社新書

宮竹貴久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210217
ISBN 10 : 4087210219
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
232p;18

内容詳細

近年、世界中で新発見が相次ぎ、進化生物学界で論文が急増中のテーマ「性的対立」。この分野の国内第一人者である昆虫学者が、四半世紀以上の長きにわたる自身の研究成果を紹介しながら、進化生物学の初歩から驚きの最新知見までを明らかにする。より多くの精子をより効率的にばら撒きたいオスと、より質の良い精子を厳選したいメス。そんな繁殖戦略の違いによって生じる「性的対立」と「対抗進化」の世界を、著者は昆虫学の目で問い直す。受精、つまり“愛の成就”に最も重要な決まり手とは何か。われわれ人類の求愛行動への示唆にも富んだ、目から鱗が落ちる一冊。

目次 : 第1章 ドーパミンが生き方と求愛を決める/ 第2章 がんばるオス/ 第3章 オスががんばるとメスはどうなってしまうのか?/ 第4章 そして「性的対立」が生じる/ 第5章 愛の最終決定権を握っているのはメスである/ 第6章 愛はタイミングで決まる/ 第7章 オスとメスの決別/ 終章 性的対立とは何か?

【著者紹介】
宮竹貴久 : 1962年、大阪府生まれ。岡山大学大学院環境生命科学研究科教授。理学博士(九州大学大学院理学研究院生物学科)。ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て現職。Society for the Study of Evolution,Animal Behavior Society終身会員。受賞歴に日本生態学会宮地賞、日本応用動物昆虫学会賞、日本動物行動学会日高賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    したがるオスと嫌がるメスの生物学。宮竹貴久先生の著書。男と女、オスとメスとの闘いや生存競争は、人間でも昆虫でも同じなのかも。宮竹貴久先生の研究者としての昆虫の生殖行動の研究にかける情熱が伝わってくる良書です。宮竹貴久先生の素敵な研究者が子供向けに講義をしてくれたら、理科好きの子供がきっと増えるのではと思います。

  • とりもり さん

    文句なしに面白い! 無限(に近い)精子を持つオスにとってはとにかく多数のメスと交尾することが、有限の卵子しか持たないメスにとってはより良いオスと交尾をするために相手を選ぶことが、それぞれ遺伝子を遺すための最善策。そこに性的対立が生まれ、オスメス間の壮絶な争いが生じる。メスが体内でより良いオスの精子を選べる仕組みを持つ虫や、受精の機会を増やすためにホモ行為までする虫など、目からウロコのオンパレード。でも、虫の世界でもモテの秘訣はマメさにあるというのが何とも…。超オススメ。★★★★★

  • 雑食奈津子 さん

    オスメスがともに利益を得る関係ばかりではない、虫の世界。不利益を被るのはいつもメスか、と人間目線で読んでいくととんでもない事実を次々知らされていく。実はメスの方がオスを選び、生殖の重要部分までコントロールしているらしい。さらに遺伝によって伝えられる異性の好みは、息子には利益でも娘には不利益となる。その逆もある。虫の世界の奥深いことといったら!楽しく学びながら読める。

  • ふたば✧読書リハビリ失敗に付きリトライ準備中 さん

    昆虫の繁殖に関する興味深い研究、こんなにも昆虫の生態は面白いものなのか。わずか数ミリの小さな昆虫たちの、暴走する恋の駆け引きだが、結局選択権は、やはりメスにある。恐るべしメスの能力。ちょっとドキッとするタイトルだが、内容はいたって真剣な研究成果の記述である。

  • fred5963 さん

    キャッチーなタイトルからバッタを倒しにアフリカへと似たようなノリかと思ったら、こちらは複数の学術論文をベースにした新発見を我々一般読者向けに噛み砕いた本だった。カゲロウの大量羽化を観察中に「そんなの調べて何の役に立つの?」と住民の理解は得られなかったとの一文にこの本を書いた理由が込められているように思った。昆虫の体内ホルモン、オクトパミン(ドーパミン)が死にマネに関係していること、死にマネ維持時間を人為的に助長して短・長時間系統を作れること、夫々の系統が自然環境に晒された場合のコスト(生死確率)分析、

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