基本情報
内容詳細
細胞はお互いにコミュニケートしながら、生命個体の働きを維持している。その手段として、あらゆる場所で“細胞増殖因子”が作用している。PDGF、FGF、HGF、TGF‐β…数多くの因子が解析されつつあるいま、増殖因子のすべてを網羅することはもはや不可能になってきた。そこで本書では、選りすぐりの最新トピックスを中心に、歴史的背景から臨床応用、ポストゲノム時代へ向けた展望まで、up‐to‐dateによりわかりやすく増殖因子の謎に迫った。
目次 : 1 細胞増殖因子研究の流れ―過去・現在そして未来へ/ 2 細胞増殖因子はどのようにして働くか/ 3 増殖因子のプロフィール/ 4 増殖因子の機能異常と疾病/ 5 増殖因子の臨床応用/ 6 増殖因子研究―21世紀の挑戦
【著者紹介】
横手幸太郎 : 1988年千葉大学医学部卒業、同年第二内科入局。臨床研修ののち、’92年ルードヴィヒ癌研究所へ留学。’96年ウプサラ大学大学院医学系博士課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、’99年より千葉大学医学部内科学第二講座(斎藤康教授)助手
宮沢恵二 : 1983年東京大学薬学部卒業。’88年同大学院薬学系研究科修了(衛生化学・裁判化学教室)。関西医科大学肝臓研究所助手、講師を経て、’95年ルードヴィヒ癌研究所研究員。’97年東京工業大学生命理工学部助教授。2000年より同大学院生命理工学研究科生体システム専攻助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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