裏世界ピクニック 2 果ての浜辺のリゾートナイト ハヤカワ文庫JA

宮澤伊織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150313012
ISBN 10 : 4150313016
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
352p;16

内容詳細

季節は夏。この現実と隣合わせで謎だらけの裏世界で、女子大生の紙越空魚と仁科鳥子は互いの仲を深めながらも探検を続けていく。「きさらぎ駅」に迷い込んだ米軍の救出作戦、沖縄リゾートの裏側にある果ての浜辺の夜、猫の忍者に狙われるカラテ使いの後輩女子―そして、裏世界で姿を消した鳥子の大切な人、閏間冴月の謎。未知の怪異とこじれた人間模様が交錯する、大好評のネットロア×異世界探検サバイバル、第2弾!

【著者紹介】
宮澤伊織 : 秋田県生まれ。2011年、『僕の魔剣が、うるさい件について』(角川スニーカー文庫)でデビュー。2015年、「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞。冒険企画局に所属し、「魚蹴」名義で『インセイン』(新紀元社)などTRPGのリプレイや世界設定も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    ネットロア絡みの裏世界探検を続ける空魚と鳥子だが、何とか余裕が出たようで米軍や後輩の人助けに手を出し、ますます深みにはまってしまう。やがて目や手に奇妙な能力を発現して自信がついたのか冒険を楽しむようになり、現世へ戻ると酒びたりになるなど必死に駆け回った第1巻よりも緊張感や怪異性が薄れた気がする。特に猫の忍者に追われる話は完全にナンセンス小咄であり、短編集としては落差の激しさに「?」となった。他の書評を見ると百合要素が好まれているようだが、感性的には気にもならない。今後も読みたいと後押しする要素が足りない。

  • ひさか さん

    早川書房オリジナル電子書籍 2017年6月30日配信:ファイル5 きさらぎ駅米軍救出作戦、7月31日配信:ファイル6 果ての浜辺のリゾートナイト、8月31日配信:ファイル7 猫の忍者に襲われる、9月30日配信:ファイル8 箱の中の小鳥、の4つの連作短編を2017年10月ハヤカワ文庫JAから刊行。シリーズ2作目。米軍特殊部隊の救出の話から、最終話まで、一気に読んでしまいました。前作に劣らない良い出来のお話でした。次作が、待ちきれないです。

  • 眠る山猫屋 さん

    夢も希望も幻想も抱かない荒んだ女子大生・空魚と、消えた想い人を捜す鳥子のコンビ、きさらぎ駅で遭遇した在日米軍を救いに行く!から始まる二巻。前作の『くねくね』遭遇時の瀕死状態から得た“魔眼”と“魔手”を武器に、裏世界をサバイバルしていく様は、まぁピクニックとは云えないが、ちょっぴり愉しそうな二人組。毎回死にかけてますが。荒涼とした裏世界のランドスケープはとても好きだ。まるでストルガツスキーの“ゾーン”、そう云えば『ストーカー』の原題も『路傍のピクニック』だった?違ってたらごめんなさい。空魚、成長したなぁ。

  • ゆかーん さん

    玄関を出て、3歩進めば異世界へようこそ。身近な場所にボゴボコと異世界の入り口が存在する状況ってどうなの⁈そんな有り得ない危機に晒されながらも、果敢に異世界へと冒険する女子大生、空魚と鳥子。彼女たちの異様な正義感は、どこから湧いてくるのかしら?行方不明になった冴月を探す旅に出たはすが、「姦姦蛇螺」や「猫の忍者」などの怪異に追いかけられてばかり…。二人にとって裏世界は、危険な場所だとばかり思っていたけれど、実は現実から逃避する心の拠り所だったようです。共犯者として、パートナーとして寄り添っていけたらいいよね。

  • ままかり さん

    きさらぎ駅に取り残された米兵達を助けに行く鳥子と空魚。ホラー的な化け物は出てくるけど終始アクション物みたいで面白かった。その後は裏世界のビーチでイチャイチャする二人。小桜並にビビりの自分としては誰もいないビーチってだけでも怖い。そして案の定、裏世界の住人と遭遇。表に戻ってからはファンシーな猫の忍者と戦ったり、冴月から呪いの箱で殺されそうになったりとさんざんな目に。2巻は全体的にアクション率高め。もう少しホラーなテイストが強くても良かったかな。★★★

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人物・団体紹介

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宮澤伊織

秋田県出身。2011年『僕の魔剣が、うるさい件について』でデビュー。15年、「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞。17年より刊行されている〈裏世界ピクニック〉シリーズはコミック化、アニメ化もされ人気を博す。23年刊行の『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』は『SFが読みたい!2024年版』の「

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