虔十公園林 宮沢賢治の童話絵本

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434044236
ISBN 10 : 4434044230
フォーマット
発行年月
2004年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
24cm,31p

内容詳細

周りからは少し足りないと思われてバカにされている少年、虔十。彼が植えた700本の杉苗は、歳月を超えて子どもたちの遊び場になり、「虔十公園林」と名づけられ、いつまでも子どもたちに愛され続けた。

【著者紹介】
宮沢賢治 : 明治29年(1896)〜昭和8年(1933)。詩人・童話作家・教育者・農芸化学者・宗教者として、全生涯を貧しい東北農民たちのしあわせのために力ををつくした

高田勲 : 1938年、島根県生まれ。日本美術家連盟会員

小西正保 : 1930年、東京生まれ。長く児童書の編集者を勤める。かたわら児童文学評論を執筆。日本児童文学者協会々員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こかげ さん

    虔十は『雨ニモマケズ』の主人公のような人です。 自然が大好きなのです。 杉の苗を家の裏の野原に700本植えましたが、土の下が硬い粘土だったため、2.7mほどしか伸びません。それでも虔十は杉の枝打ちをすると、そこは子供達の大のお気に入りの遊び場になります。虔十の喜んだことといったらありません。 虔十は若くして亡くなってしまいますが、虔十の林はいつまでもそのまま残り、子供たちも遊び続け、いつか『虔十公園林』という立派な碑が立ったのでした。 虔十は、まるで天使のような人です。

  • キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言 さん

    ソウイウモノニナリタカッタ。ソウイウ親ニナリタカッタ。

  • ビシャカナ さん

    頭が足りない虔十が何を思ったのか育てた杉林、何十年もして虔十が亡くなっても都市開発が進んでも残った杉林は、自然を伝える尊い存在となり公園として顕彰された。頭が足りない虔十を、そういうものだと受け入れるおおらかな家族や村人たちがあたたかくそうありたい、言いがかりをつける平二のようになってはいけないと心がけたい。朴訥とした表情豊かな味わい深い絵柄もいい。

  • nago さん

    この絵は割としっくりきて、自分としては話のイメージに合うほうです。最後に小西さんの解説つき。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

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