宮沢賢治詩集 ハルキ文庫

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758442466
ISBN 10 : 4758442460
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
253p;16

内容詳細

博愛と孤独なデカダンの振幅を生き、文学・科学・宗教・風土の重層する活動と、独自の生命観から、言葉とイメージの射程を無限の宇宙まで解き放った詩人・宮沢賢治。生前唯一の刊行詩集『春と修羅』を巻頭に、短歌、詩ノート、初期の寓話的短篇までを編纂した詩的精華。新装改訂版。

目次 : 心象スケッチ 春と修羅 第一集/ 春と修羅 第二集/ 春と修羅 第三集・補遺詩篇/ 詩ノート・疾中/ 短歌 抄/ 初期断章・短篇

【著者紹介】
宮沢賢治 : 1896‐1933年。岩手県花巻に生まれる。詩人、童話作家、法華経信者、化学者など多面的な活動をする。死後評価や人気が高まり、その時代に応じ、さまざまに多義的な解釈がなされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 秋の月 さん

    言葉遣いが愛らしい。ときに凛としてギャップ萌え。一番よかったのは『告別』でした。

  • nickkk さん

    宮沢賢治は特別。詩集を買うにあたり天沢退二郎編と見比べレイアウトが良いのか見やすく、挿絵があるこちらを購入した。当たり散らすかのように、発散するかのように詩が書かれている。自然に対する狂愛などはなく、正しい目で捉えようとしているようだ。刹那的であると理解し、そこにある物、もしくは起こる現象としているのではないかと感じた。また、対ヒトに関しても、人の感情に焦点を当てたものは少なく、現象として捉えている場面が多い。燃えるような薄ら寒い愛はなく、平等な愛として推し量る。正しくあり、望むものは静かな世界だと思う。

  • 白水阿弥陀丼 さん

    先日宮沢賢治記念館に行った流れで読んだ。恐ろしく多面的?多重的?な言葉が紙上で乱反射しており、つい100年前の作品なのに異星人の言葉を読んでいる気分になった。それでも何だか読めてしまうのは、リズム感やイメージを喚起させる力が強く、その世界に没入したいと思わせる吸引力があるからだと思う。自分の心象をスケッチするためには、同じくらいこの宇宙の諸現象に目を向けることが必要なのだろう。根底には万物に対する親愛があって、それを様々な形で表出させ続けたのが宮沢賢治だった。これからも無限に読み解かれていく生きた詩たち。

  • かおり さん

    巻末のエッセイで畑中純氏が「童話作家の一見柔らかさと、地方人の一見素朴さが、気安く感じて入り易かった」と書いているけど、私もその間口の広さにふらふらと寄っていったら、予想外の世界だった。理系の要素も空想の要素もあって、とても奥が深い。イラストも迫力があって良かった。

  • lonely_jean さん

    こんな男っぽい、若者っぽい言葉も遣うのかと意外に感じる詩もいくつか。童話のような作品ばかりでないのは当然であり、また考えてみれば童話も驚くほどラディカルな内容のものも。牧歌的なだけではない、滾るものが胸に確とあったのだ。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

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