宮沢賢治詩集 にほんの詩集

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758414111
ISBN 10 : 4758414114
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
160p;20

内容詳細

自然を友とし、文学、地質学、農学など幅広く学んだ宮沢賢治。東北の風土、仏教信仰、そして農民の生活に根ざした独自の生命観をもとに、言葉とイメージを無限の宇宙まで広げ、解き放った詩の数々はどれも不思議な輝きに満ちている。

目次 : 心象スケッチ『春と修羅』第一集より(序/ 屈折率 ほか)/ 「春と修羅」第二集より(早春独白/ 休息 ほか)/ 「春と修羅」第三集より(春/ 煙 ほか)/ 補遺詩稿・その他の詩篇より(「雨ニモマケズ」/ 小作調停官 ほか)/ 詩ノート・疾中より(詩ノート/ 疾中)

【著者紹介】
宮沢賢治 : 1896(明治29)年岩手県稗貫郡花巻町(現花巻市)に、長男として生まれる。家業は質・古着商で、篤志家であった。1903年、花巻尋常高等小学校に入学。童話や民話を読み、鉱物・植物採集に熱中。09年、盛岡中学校(現盛岡第一高等学校)に入学。岩手山への登山をよくし、短歌を書き始める。15年、盛岡高等農林学校農学科(現岩手大学農学部)に入学。地質調査などを行う。保阪嘉内らと同人誌「アザリア」を出す。20年、法華経の国柱会に入会。21年、上京して奉仕活動を行うが、妹トシの病状が悪化し帰郷。郡立稗貫農学校(後の花巻農学校)教諭となる。この頃、詩や童話を多作、エスペラント語の勉強を始める。22年11月、トシ結核で死去。24年、『春と修羅』と『注文の多い料理店』を自費出版。草野心平の「銅鑼」、尾形亀之助の「月曜」などに作品を発表。26年、花巻農学校を退職し、花巻郊外で独居自炊の農耕生活を行う。地域の農民たちに農業知識を広める羅須地人協会を発足。同年12月、上京しチェロを習い、高村光太郎を訪ねる。27年、警察から社会主義運動との関わりを疑われ取り調べられる。病臥することが多くなる。31年、東北砕石工場の技師となる。33年、永眠。死後に筑摩書房から繰り返し『宮澤賢治全集』が出版され、花巻に宮沢賢治記念館も開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • D さん

    もう少し時間をかけて咀嚼し直したい文章が多かった。

  • 月 さん

    秋元潔氏の尾形亀之助論で、宮沢賢治が懐かしくなり、本詩集を手に取る。正直、何十年ぶりの宮沢だろう。宮沢との出会いは、まず教科書からという人が殆んどではないだろうか。雨ニモマケズや注文の多い料理店など、雨ニモマケズはたしか小学生頃だったと思う。本詩集には、春と修羅 第1〜3集(1922〜27)が収められている。読み取りの難しい詩も結構あり、新鮮だった。

  • ブルーツ・リー さん

    宮沢賢治は、現代では勤勉な事や、畑仕事に精を出すイメージから、どちらかと言うと革新寄りの人に支持されている感があるが、実際は、生前はわざわざ東京まで出て来て国粋主義団体の代表に会いに来たり、全体主義を指向するような作品も発表していて、実は思想的にはかなり、右。 更に、困った事があると何でもかんでもおとっつあんの財布で解決しようとする辺り、世間知らずのボンボン、という面もある。 あと10年長生きしたら満州に行っていただろうとも研究者に言われており、世間のイメージと、賢治自身の思想が合致していない感が強い。

  • わっふる さん

    何度読んでも難しい(¯―¯٥) きっと、頭で捉えようとしているからかな?と思う。 勉強不足のまま、来月花巻に行きます。 この旅で、私の中の何かが変わりますように(⁠灬⁠º⁠‿⁠º⁠灬⁠)⁠♡

  • 桐一葉 さん

    美しいことばのあつまりに、さらに西淑さんの絵が加わってとても魅力的な一冊です

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

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