ガドルフの百合

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784039636805
ISBN 10 : 4039636805
フォーマット
出版社
発行年月
1996年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
31cm,30p

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読書メーターレビュー

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  • ちなぽむ さん

    「おれの恋は、いまあの百合の花なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕けるなよ」突然の黒雲、暗闇の稲光に青い幻燈。苛立ちと疲労の中に唐突な白さ。最初読んだ時はよく分からなくて、なんだか勝手にガドルフは馬だと思ってた。読解力どいひー(´-`) でも何度か読むと、確かに恋は稲光のなかの一輪の白い百合だ!と私のなかにも閃光が。 一瞬の煌めき、何ものにも穢れないしろさを見よ!その閃光は瞬きのうちに消えても、そのしろさは瞼に焼きついて消えない。

  • mii22. さん

    【娘の本棚】青い楊、黒い家、白い百合、雷雨、稲光..と視覚や聴覚に訴える鮮烈な印象の絵本。白い百合のなんと気高く強く、愛らしいことか。私のストーリーの解釈は、喪失と再生の物語。「おれの恋は、いまあの百合なのだ。」一瞬の閃光のなかに浮かび上がる真っ白な美しい百合。これはきっと初恋だ。初恋は叶わなかった。しかし失恋を乗り越えた男はきっと心優しく強い男になれるはず。

  • よこたん さん

    “間もなく次の電光は、明るくサッサッと閃めいて、庭は幻燈のように青く浮かび、雨の粒は美しい楕円形の粒になって宙に停まり、そしてガドルフのいとしい花は、真っ白にかっと瞋って立ちました。” 土砂降りの雨と雷鳴はガドルフの心にも吹き荒れている。一向にたどり着けない次の町、小馬鹿にされているようなへんてこな景色、くさくさした気持ちのなせるわざでもあろう。そして、ふと目を奪われた百合の花。ただそこで咲いていることが静かに頼もしい。百合は、匂ったのだろうか。難解な言葉が多かったが、声に出して読むととても楽しかった。

  • 手を洗う♪みどりpiyopiyo♪ さん

    間もなく次の電光は、明るくサッサッと閃めいて、庭は幻燈のように青く浮かび、雨の粒は美しい楕円形の粒になって宙に停まり、そしてガドルフのいとしい花は、真っ白にかっと瞋って立ちました。■宮沢賢治の幻想的なお話を読みました。絵は ささめやゆき さん。■不意に出会った ひっそりと咲く白い百合。ガドルフは強く願う。なにを? なにを? ■謎めいた言葉。鮮烈で忘れがたいイメージを残す一編でした。小学館絵画賞受賞作品。(初出不明。どなたかご存知でしたら教えてください。絵 1996年)

  • 井月 奎(いづき けい) さん

    ガドルフは夢にいるのでしょうか、現にいるのでしょうか。彼の恋は百合への思いなのでしょうか、それとも。マグネシウムは荼毘にふされてマグネシアになり、その刹那の光は百合を照らし、マグネシアの白い粉は一粒一輪の花になるのでしょう。百合を蹂躙する者は夜の王として、稲妻の化身としてその姿をあらわします。百合よ砕けるな、と願うガドルフの心こそは砕けることはないのでしょうか。歩き出す彼を見送るものは居るのでしょうか。立ち上がることを拒む気持ちを抱くガドルフ。彼を見送るものは居るのでしょうか。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896〜1933。岩手県花巻市出身の詩人、童話作家。幼少より鉱物採集や山歩きを好み、盛岡高等農林学校(現在の岩手大学農学部)卒業後は、教員として岩手県立花巻農学校で地学や農学を教えた。その後も近在の農家に肥料相談や稲作指導を行ったり、東北砕石工場で技師として働いたりしていたが、37歳の若さで病没。

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