よだかの星 ミキハウスの宮沢賢治の絵本

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784895881173
ISBN 10 : 4895881172
フォーマット
出版社
発行年月
2008年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
40

内容詳細

よだかは、みにくさから鳥の仲間に嫌われ、鷹から名前を改めるように迫られる。生きることに絶望し、星々に願いをかけるが…。よだかの熱い哀しみと命のきらめきを、静謐なクレパスのラインで描く、珠玉の1冊。

【著者紹介】
ささめやゆき : 1943年、東京生まれ。1970年にパリへ渡り、翌年ニューヨークへ。1972年再びフランスに戻り、シェルブール美術学校へ通う。1973年に帰国。帰国後、銅版画をはじめ、本の挿画、絵本などを手掛ける。1974年銀座あかね画廊にてフランスで描いた絵の展覧会開催。1983年東京セントラル美術館版画大賞展入選。1985年「ルーが来た日」がベルギー・ドメルホフ国際版画コンクール銀賞受賞。1995年『ガドルフの百合』(宮澤賢治・文)で小学館絵画賞受賞。1999年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。2001年『あしたうちにねこがくるの』(石津ちひろ/文 講談社)で日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tokotoko さん

    映画通のお気に入りさんに教わって観たDVD、「さいはてにて」。その中で出てきた絵本が気になって、早速!!図書館で借りてきました。映画の主人公が「よだかは私みたい。」って言うんです。そうなのかぁー、似てるんかぁー、って思いながら読んだけど、その共通点はよくわかりませんでした。けど、「自然は厳しい。」、ということは、よーくわかりました。

  • chiaki さん

    挿絵比べに読みました。とてもシンプルに描かれたよだかが、青や黒が織り成す世界のコントラストに映え、やがて溶け込む…。こちらの絵もまたとても幻想的で素敵でした。すっかり力尽きたよだかが、最後の力を振り絞りながら星空へと翼を広げる場面の絵がとても印象的!

  • gtn さん

    醜いと皆に馬鹿にされ、存在自体否定されたからこそ、宇宙の大生命に溶け込むことができたヨタカ。小さなプライドを守るために、ヨタカを虐げた者どもは、その安穏の境涯さえ覚知することができず、世法に振り回されて一生を終える。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    「ヨダカ」という名前のために、この鳥はこんなに苦しいのです。「市蔵」でもよかろうと思うのですが、それで済む話ではありません。 姿かたちで馬鹿にされる存在感がたまらないのです。 今の社会で言えば、障がい者への偏見や差別につながる根本的な問題です。 ヨダカの最期にはたまらない切なさを感じました。

  • Kikuyo さん

    何度も読んだお話だけど、絵が自分にはしっくりこなかった。 誰からも嫌われ邪魔者もの扱いされ、星に願ながら暗い夜空をキシキシキシキシと叫びながら上昇していくよだか、胸がしめつけられる。 最後は青く燃える星となる、すぐとなりはカシオペア座。よだかは 悲しみと絶望を味わい尽くし、 この地上の暗い世界からは解放され、 安らいだ世界に辿り着けたのだろうか…。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

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