宮川淳 絵画とその影 大人の本棚

宮川淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622080770
ISBN 10 : 462208077X
フォーマット
発行年月
2007年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
建畠晢 ,  
追加情報
:
20cm,262p

内容詳細

近代美術史からポスト構造主義とジャンルを越えて、ラディカルな思考を遺した批評家・宮川淳の、1960年代の美術批評を精選。没後30年を経て、今なお輝きを失わない、イメージと観念への透徹した眼差し。

【著者紹介】
宮川淳 : 1933年東京に生まれる。1955年東京大学文学部美術史学科卒業。1963年「アンフォルメル以後」によって美術出版社主催第4回芸術評論賞受賞。1969年より成城大学文芸学部助教授。1977年肝臓癌のため死去。享年44歳

建畠晢 : 1947年京都に生まれる。1972年早稲田大学文学部仏文学科卒業。美術批評家、詩人、国立国際美術館館長。詩集に『余白のランナー』(歴程新鋭賞)、『零度の犬』(高見順賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅん さん

    宮川の代表的な批評「アンフォルメル以後」を巻頭に置いた、1960年代の批評集。1年前に途中まで読んでほっておいたのだけど、今読むとなんかわかるものがある。60年代の作家を「内面を表現した絵画のテロル」という感情の表出ではなく、素材との相互影響として捉えることで、フォルマリズムをずらす。「絵画が存在することの可能性」ではなく「存在しないことの不可能性」として、芸術の狭い自足を退ける。どうしても芸術が存在してしまうことをどのように考えるのか、という問いによってつまらない芸術概念を否定するところに共振する。

  • dubstepwasted さん

    1960年代の日本とフランス

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