素朴と文明の歴史学 精選・東洋史論集 講談社学術文庫

宮崎市定

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065263167
ISBN 10 : 4065263166
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
456p;15

内容詳細

日本が生んだ東洋史学の巨人宮崎市定(一九〇一‐九五年)。その画期的な著作の数々は、時代・地域ともに空前絶後の広範な領域に及ぶ。多彩な歴史家の相貌を一冊で描くべく、全集未収録作品を含め、これまで文庫化されていない重要作品を中心に精選。宮崎の清新な評伝を著した井上文則氏が編む、愛読者にも初心者にもおすすめの決定版アンソロジー!

目次 : 1 歴史の見方(世界史序説/ 素朴主義と文明主義再論/ 歴史と塩 ほか)/ 2 歴史学各論(古代/ 中世/ 近世 ほか)/ 3 全集未収録作品(大きな静けさ/ はしがき(『地獄の決闘』)/ 中国漢代の都市 ほか)

【著者紹介】
宮崎市定 : 1901‐95年。長野県生まれ。京都帝国大学文学部史学科卒業。京都大学名誉教授。文学博士(京都大学)。文化功労者。専門は、東洋史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kuroma831 さん

    言わずと知れた東洋史の大学者による東洋史関係の論集。古くは戦前の論文なのでかなり古いものも多いので、今となっては覆された古い定説も多いがやはり読み応えがある。世界史序説は宮崎市定の歴史観が現れており興味深い。唯物史観とは一線を画す時代区分論は宮崎独自のものだが、(時代区分論という概念そのものが時代遅れではあるが)大局の理解について非常に分かり良い考えで感銘を受けた。しかし歴史学は世界史であるべき、大きな物語として描くべきという宮崎の根底にある意識に触れられたが、まさに大学者というべきやな。

  • tnk さん

    付録「宮崎市定と青木木米」が興味深い。骨董趣味のあった宮崎が木米作品を所蔵しており、二人は中国への愛着や広い関心が類似しているとの指摘。この文章だけでは不明瞭だが、惹かれるテーマ。部分読。

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