死を食べる アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 2

宮崎学(写真家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784035262206
ISBN 10 : 403526220X
フォーマット
出版社
発行年月
2002年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
宮崎学 ,  
追加情報
:
23×23cm,35p

内容詳細

動物は死をムダにしない。死んだバッタはアリが食べ、アリの命に変わる。動物の死を観察することで、人類の飽食や命の大切さを考える。動物の目を通して、もう一度地球環境問題を見つめ直す。

【著者紹介】
宮崎学 : 1949年、長野県に生まれる。精密機械会社勤務を経て、1972年、独学でプロ写真家として独立。『けもの道』『鷲と鷹』で動物写真の世界に新風を巻き起こす。現在、「自然と人間」をテーマに、社会的視点に立った「自然界の報道写真家」として日本全国を舞台に活躍中。1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞。1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞。1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞。1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。現在、長野県駒ヶ根市在住。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 空猫 さん

    読メで知り。定点カメラで動物(魚)達の死後の様子を写真に納めたモノ。これは子供向けの本だ。『九相図』は写生だし、ヒトの死体を扱う『死体農場』の写真はさすがにモノクロだけれど、こちらはフルカラー。ハクビシンはウ○¨を食べるのか(|||´Д`)。生死が家(身近)でなく病院で済まされてしまう上、すこしの怪我で大騒ぎする現代日本では衝撃的だ。けれど、それほど死、自然から遠ざかっているのだと気付く。生きていくということは、他の命をいただく事だと忘れてはいけないのだ。

  • たまきら さん

    ううむ、なんと質の高い本が絵本コーナーにはあるんだろうなあ。人間が作り出す様々なタブー・禁忌・制限。そしてそこから生まれる罪悪感。それが人間の面白さだけど、「生き残り、子孫を残す」という時に寄り添う生物の掟こそ唯一無二なんだよなあ…と娘を横にしつつ考え込んでしまった。

  • 兎乃 さん

    『九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書)』とセットで読む。直視できるのは 写真に死臭が伴わないからか、あるいは自分が野生として失格 もしくは合格だからか、福島で逃げ去ることができなかった牛や豚の“九相図”を見たからか。

  • スノーマン さん

    正直、目をそらしたくなる写真もあるけど、こういうことはなかなか教えてもらえない。残酷に思えても、そんな私たちも死を食べている。息子は夢中で文や絵を書き写したりしてたので、子供は大人が思うより『死』や『死体』に興味があり、自分と何が違うのか、死ぬとどうなるのかを純粋に知りたいのかな。でも正直、死体の写真は怖いよ〜。

  • ジョニーウォーカー さん

    子供の頃、図書館で男女のカラダの仕組みが描かれた図鑑を見つけて以来、友達とそれを読むのが密かな楽しみになった。知られざる世界の仕組みをこっそり覗き見たような興奮とうしろめたさ…当時のそんな感覚がよみがえるような一冊だった。さまざまな動物の死骸が、別の動物や微生物に食べられ、土へと還っていくさまは一見とてもグロテスク。それが読みすすむうち、結局は自分たち人間も、牛や豚などの「死」を食べて生きていることに気づかされるのだ。児童向け図書ながら大人にもおすすめしたい良書。図書館本。

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