父と息子のものがたり 天国で暮らしている妻母へ

司会、タレントとして忙しく全国を飛び回る宮尾すすむ。休みの日は必ず、妻・明美、ひとり息子の雅史と三人で行動していた。今から十年前、４６歳の早すぎた妻の死。のこされた父と息子は助け合い、時に感情をぶつけ合いながら、新たな絆を創り上げて行く。家族のあり方を考える、告白的家族論。

目次 : 第１章　父から教わったこと、息子に教えたこと/ 第２章　失くした妻、失くした母/ 第３章　息子の自立、父の自立/ 第４章　父の仕事、息子の仕事/ 第５章　息子の夢、父の夢/ 第６章　父と息子の対話―山口雅史、宮尾すすむに訊く

【著者紹介】
宮尾すすむ : １９３４年満州（中国東北地方）生まれ。本名、山口進。鹿児島で紳士服月賦販売店、総合衣料の店を経営。その後、宮尾たか志に師事。有名歌手の司会を務め、テレビ界に進出。『宮尾すすむのああ日本の社長』（テレビ朝日）をはじめ、数多くの番組の司会及びレポーター、ドラマ、映画にも出演

山口雅史 : １９７６年東京都生まれ。宮尾すすむ・山口明美夫妻の長男として生まれる。日本大学芸術学部在学中に『ＷＣＷマンデーナイトロ』でデビュー。プロレス、ゴルフの実況をはじめテレビ番組の司会、レポーター、ドラマなど幅広い分野で活躍。現在は『新日本プロレス中継』実況をはじめ、ｉモード格闘技携帯サイト『バトル三昧』でコラムを連載中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）