公孫龍 巻1 青龍篇 新潮文庫

宮城谷昌光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101444611
ISBN 10 : 4101444617
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

中国戦国時代、人質として周から燕に送られることとなった十八歳の王子稜。父赧王の燕王宛ての書翰に、己を殺すようにと書かれているのを知った稜は愕然とする。王宮内の陰謀に巻き込まれたことを悟った稜は、山賊の襲撃から救った強国趙の幼き二公子の求めに応じ、商人「公孫龍」として趙の都邯鄲を目指すことに。群雄割拠の乱世に颯爽と現れた青年の成長を描く波乱万丈の大河歴史小説開幕。

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、’01年、『子産』で吉川英治文学賞を、’04年、菊池寛賞を、’16年、『劉邦』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、’06年に紫綬褒章、’16年には旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新田新一 さん

    弱体化した周から燕に送られることになった王子稜が主人公の物語。彼は父の陰謀に気づき、自分の身分を捨てて公孫龍と名乗って、戦乱の世で生きることを選択します。物語は目まぐるしく展開し、公孫龍が次々と危機に巻き込まれるので読み始めると止まらくなりました。他の作品と同じように凛として詩的な宮城谷さんの文章に強く惹きつけられます。公孫龍の生き方は、天命を信じるというものです。天命を信じるので怯懦に陥ることはありません。どんな時でも困難から逃げず、周りの人を信頼して生き続けます。彼の清冽な生き方に心が洗われました。

  • Tomoichi さん

    公孫龍?だれ?という訳で宮城谷昌光ワールド全開の物語が始まります。

  • 路地裏のオヤジ さん

    周の王子稜は燕に人質として送られる途中、趙の公子を助け、商人「公孫龍」として邯鄲に招かれる。武霊王、孟嘗君、楽毅などの戦国時代の英雄が生きる同時代。さすが中国戦国時代はスケールが大きい!

  • 天切り松 さん

    王子稜が公孫龍。音は同じなのでリョウ。 燕と趙が舞台。時代も徐々にわかる作りは新鮮。

  • yuki さん

    主人公については、今まで全く知らなかったので非常に楽しみ。作者の作品の中では主人公や登場人物の個性が分かりやすく、物語の展開も早いので、とても面白い。

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人物・団体紹介

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宮城谷昌光

1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、94年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞(

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