クラシック千夜一曲 音楽という真実 集英社新書

宮城谷昌光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087200096
ISBN 10 : 4087200094
フォーマット
出版社
発行年月
1999年11月
日本
追加情報
:
18cm,238p

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読書メーターレビュー

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  • 禿童子 さん

    ひと頃、宮城谷昌光の中国史談小説を読みふけったことがあり、作家として評価するに足る人と考えていた。クラシック音楽ファンとして、自分が聴いて心を動かした曲と指揮者、演奏者だけを選りすぐって取り上げている純主観的な音楽評論。いわゆる音楽畑ではない人にとって大変参考になる記述が多く見られる。トスカニーニとチェリビダッケを高く評価している。正直言って個人的な好みが強く反映されているので、紹介された曲がどれもすべて良いとは感じられない。特にモーツァルトを毛嫌いしているのは、私と趣味が合わないと思えて残念。

  • KAZOO さん

    これも佐伯一麦さんと同じ集英社新書でクラシック音楽のことが書かれています。ただ内容は全然異なって、佐伯さんが40曲以上あったのですが、宮城谷さんは10曲に限定しています。しかも1曲について結構CDを何枚も紹介してその良し悪しを論じてこれは、音楽評論家的な本だと思いました。結構頑固な意見を持っていてそれなりに宮城谷さんの感想も楽しめました。

  • 月華 さん

    図書館 1999年12月発行。宮城谷さんの人生にいかにクラシックが深くかかわってきたのか、というのが感じられました。読んでいると、どんな曲なのか聞いてみたくなりました。同じ楽譜から、指揮者や演奏家でまったく違う曲になるんだ、と思いました。「ラフマニノフ」の名前から、フィギュアスケートの浅田選手を思い浮かべてしまうくらい、私のクラシックの印象はフィギュアスケートです。

  • はるまき さん

    この本の面白いところは、各音楽家が活動した期間を西暦だけでなく和暦(たまに中国暦)も併記してくれるところにある。西洋文化と日本文化にいかに大きな差があったかを常に意識しながら読むことができる。例えばリムスキー=コルサコフやチャイコフスキーが活動した頃、日本には作曲を学ぶ学校すら無かったことなど、改めて想像できないレベルの驚きである。 また、同じ楽曲を指揮者、オケ、ソリスト別に”演奏聴きくらべ”を行っている企画は、氏がいかにクラシック音楽に通暁していたのかよく分かる素晴らしいものだった。

  • BIN さん

    歴史小説家宮城谷氏が選んだクラシック10曲を著者がもっている盤を比較しつつ、紹介している。歴史小説家らしく作曲家の生い立ちも紹介している。宮城谷さんが畑違い?の音楽家を目指したことがあることには驚きました。クラシックは言うほど知りませんが、フォーレとかプロコフィエフのように知らない作曲家の作品もあり新鮮でした。お勧めのCDをいくか購入したので聴くのが楽しみです。

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宮城谷昌光

昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成6年芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞

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