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昭和天皇実録第六

宮内庁

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784487744060
ISBN 10 : 4487744067
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan

Content Description

満洲事変に続き、上海事変が勃発。大陸での戦線拡大のなか、清朝最後の皇帝溥儀を擁し満洲国が建国される。日本は国際聯盟を脱退し、国際的な孤立が始まる。国内では血盟団事件に続き、五・一五事件が発生。政党政治が終わりを告げる。そうしたなか、待望の皇太子(今上天皇)が誕生。日本中が歓喜に包まれた。天皇機関説問題、永田鉄山刺殺事件などが起こるなか、陸軍の派閥抗争は、未曾有の不祥事件を引き起こそうとしていた。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    第六は、昭和7年から10年までの事件などが書かれています。これらの年は公私ともに多忙な時期であったような気がします。満州国が成立したり、国際連盟からの脱退、五・一五事件、天皇機関説、皇太子の誕生などなどです。内容によっては大きかったり少な目ったりしますが、さすがに皇太子のときはかなり細かに書かれています。

  • ぐうぐう

    福田和也『昭和天皇』第四部で、あれだけページを割いて描かれていた五・一五事件も、『昭和天皇実録』では、たった1ページで記されるに過ぎない。しかし逆に、それもまた『実録』の醍醐味と言えるのかもしれない。そんな、あったことだけを列挙する『実録』においても、裕仁の陸軍に対する懸念が見えてくるのが驚きだ。それほどに裕仁の懸念は本物だったし、何よりも歴史がそれを証明している。昭和八年三月三日の三陸大津波の記述にドキッとさせられる。(つづく)

  • おおとろ|ストーリーテラー

    ☆☆☆☆☆ 再読

  • しびぞう

    本巻にて今上天皇がお生まれになった。

  • もくもく

    昭和7年から10年 昭和史の年表を横にして、有名な事件・出来事についての本書の記録を見比べて(楽しんで)いたのですが、宮廷からの記録だけに、出来事の扱いが普通の政治史とだいぶ温度差がありますね。昭和7年1月8日の桜田門事件(昭和天皇の暗殺を狙った襲撃事件)や、8年3月27日の国際連盟脱退の詔勅には大きく頁を使っているけど、7年3月の満州国建国や、7年5月の5.15事件の扱いは小さめだったりします。10年3月の天皇機関説問題では、天皇ご自身は「機関説」に賛成している様子が記録されていました。

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