昭和天皇実録 第3 自 大正十年〜至 大正十二年

宮内庁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487744039
ISBN 10 : 4487744032
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
989p;24

内容詳細

二十歳を目前にした皇太子裕仁親王は、六か月の欧洲巡遊に出発される。各国首脳と市民から盛大な歓迎を受ける一方、第一次世界大戦の惨禍を目の前たりにし、戦争というものの悲惨さを深く胸に刻まれた。帰国後、国民の大きな期待の中、摂政に御就任、あらたな日本の行く末を担うこととなる。しかしそこに待ち受けていたのは、空前の大震災、そして狙撃未遂事件であった。欧洲御巡遊、摂政御就任、関東大震災―時代の大きな節目に生きる青年時代を記す。

目次 : 巻7 大正十年一月〜五月/ 巻8 大正十年六月〜十二月/ 巻9 大正十一年/ 巻10 大正十二年

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    第三巻には、大正10年1月1日から12年12月31日までのまる3年間の出来事が細かにつづられています。ご結婚については、最近読んだ本の山県有朋がお相手についてかなり反対したことなどが興味深く読みました。第一次大戦直後の欧州への半年の訪問その後のが第二次大戦の昭和天皇の行動へかなりのインパクトを与えた様子などがわかります。関東大震災の様子も細かく書かれています。本当に読み出があります。

  • 金吾 さん

    欧州巡遊は読み応えがありました。君主になるべき人間を当時の日本が如何に成長させようとしたのかを推察できます。関東大震災も大変さが感じられました。

  • ぐうぐう さん

    『昭和天皇実録』第三巻は、大正十年から十二年までが収載されている。ここでの大きな出来事は、摂政就任、狙撃未遂事件、関東大震災と、激動の昭和を前にしても、決して平静な時代ではない。そのような出来事は、皇太子・裕仁に覚悟を強いたことだろう。中でも、六ヶ月に及ぶ欧州巡遊で得た覚悟は、天皇となったあとの裕仁に多大な影響を与えることとなる。(つづく)

  • 犬養三千代 さん

    ヨーロッパでの外遊。昭和天皇が立憲君主としての心構えがこの旅で得たおおきな収穫だ。いまに続く英国との交流の原点。

  • もくもく さん

    読了…ってモノでも無いけど、またこの貴重な歴史資料に目を通すことができました。三巻では大正10年に行われた六か月に及ぶ「欧州御巡遊」の記録が多くを占めます。淡々と船旅や外交の様子が記述されていますけれど、この時代の船旅の過酷さに思いを馳せれば、「遊」という文字とは程遠い冒険に近いような印象になってきます。そして巻末の大正12年には関東大震災の記録…宮廷内・皇族の被害の記録ももちろんですが、逐次宮殿に届く情報への対応が詳細に記録されていて、時の政府の混乱状況も読みとれるようでありました。

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