終わらない歌

宮下奈都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408536156
ISBN 10 : 4408536156
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
238p;20

内容詳細

卒業生を送る会の合唱から3年、少女たちは二十歳になった。御木元玲は音大に進学したが、自分の歌に価値を見いだせなくて、もがいている。ミュージカル女優をめざす原千夏が舞台の真ん中に立てる日は、まだ少し先みたいだ…。ぐるぐる、ぐるぐる。道に迷っている彼女たちを待つのは、どんな未来なんだろう。

【著者紹介】
宮下奈都 : 1967年福井県生まれ。2004年「静かな雨」で文學界新人賞佳作に入選、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ❁かな❁ さん

    読みながら何度も涙した*とっても素敵な作品♡宮下奈都さんの作品読むのは9作目ですが全部大好き♡『よろこびの歌』の続編。あの時の彼女達は高校を卒業し少女から大人になっていく。それぞれの葛藤、成長、友情が描かれる。今作も各章、歌のタイトル♪夢に向かい一生懸命な登場人物達と自分は全く違うのに自然に自分と重ね合わせ胸が熱くなる。宮下さんの言葉は瑞々しく包容力に溢れいつも心に響く。そして優しさの中にパワーを感じる。各章良かったが「コスモス」で1番涙。シンプルな言葉が本当に沁みる。優しい爽やかな読後感*素敵な短編集♡

  • 風眠 さん

    『よろこびの歌』から3年、高校2年生だった彼女たちは、音大生、劇団員、夢破れて地方で就職・・・etc、事情は様々ではあるが、それでもまだ彼女たちが音楽で繋がっていたのが嬉しい。夢と現実のはざまで揺れながらも歌い続ける彼女たち、歌に励まされている彼女たち。玲と千夏、そして劇団が引っ張ってきた役者。ステージの上、3人で『終わらない歌』を歌いだすこのラストシーンには、ぎゅっと心臓を掴まれるみたいな感動があった。「唄う」という幸せな衝動に突き動かされながら、終わらない歌に心震わす彼女たちの連作短編集。

  • 紫 綺 さん

    「よろこびの歌」の続編。卒業生を送る会の合唱から3年、少女たちは二十歳になった。自分に自信が持てなくて、ついついマイナス思考になってしまうお年頃。紆余曲折を経て、強くなっていく過程が、まるで自分のことのようにうれしい。心が幸せになる一冊。

  • Makoto Yamamoto さん

    【よろこびの歌」から3年後の続編。 当時高校生だった少女たちも二十歳になり、高校、短大を卒業して実社会に出たメンバー、大学に進んだメンバーありで、高校時代の2Bの6編の短編集でクラスメート5人が各々の短編の主人公になる。 物語の主人公は玲で2編の主人公になっている。 「終らない歌」とあるように、歌に対する思いが全編にある。 最終章でも元気づけられた。

  • mariya926 さん

    『よろこびの歌』の続編です。あれから3年後にどんな成長を遂げたかとワクワクしてページをめくったら、みんな自分は本当にこのことをしていていいのか?という葛藤に陥っていました。特に玲は音楽の爆発的な才能があるのに、音大という世界で一位になれなくて焦っています。同窓会が行われて3年前と同じような空気ですが、それでも一人一人な闇を抱えつつ焦っています。宮下さんの恋愛の表現が在り来りな言葉ではなく面白すぎです。結局、玲や千夏は舞台に共演することで乗り越えていきます。この舞台を見たクラスメイトも背中を押されるはずです

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