基本情報
内容詳細
デザインは設定された目的を後ろ足でとらえつつ、その踏み出す一歩でつねに未知の世界線に向かう。あらゆるデザインプロジェクトは、人間が現実を変革しようとする企てだ。デザインに託されていた大きな物語が失われて久しい現在、自分の持ち場で活動を続けるグラフィックデザイナーたちの思考とビジョンに迫る報告書。グラフィックデザインという方法でそれぞれの世界に向き合う約40組の実践。
目次 : 第1章(平野正子―行動と好奇心がつなぐ道/ 八木幣二郎―未来につながるデザインの実在論/ 岡〓真理子―対象を抽象化、構造化しグラフィックに翻訳する ほか)/ 第2章(ボールデザイン―独立しつつ高め合う、デザイナー同士の相互関係/ 相島大地―自分から始まるアートブック・レーベル/ 山本浩貴+h―相互還流による場を生みだしていく ほか)/ 第3章(大澤悠大―現代ならではのグラフィック美学を追求する/ 藤田裕美―「抵抗の装置」としてのエディトリアルデザイン/ 高良真剣―見える世界と見えない世界をひとつのものに ほか)
【著者紹介】
室賀清徳 : 編集者。1975年、新潟県生まれ。1999年よりグラフィックデザイン、タイポグラフィについての編集、評論、教育にかかわる。『The Graphic Design Review』(JAGDA)編集長。前『アイデア』編集長。武蔵野美術大学、東京芸術大学非常勤講師。ミームデザイン学校講師
西山萌 : 編集者。多摩美術大学卒業後、出版社に入社。雑誌『TOKION』再創刊号の企画編集を経て独立。編集を基点にリサーチや企画立案、取材執筆、キュレーションや場所作り等、フィールドを横断した雑誌的な編集から生まれる新たなクリエーションの形を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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doji さん
読了日:2023/02/11
kaz さん
読了日:2022/11/12
orange21 さん
読了日:2022/07/24
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人物・団体紹介
室賀清徳
編集者。1975年、新潟県生まれ。1999年よりグラフィックデザイン、タイポグラフィについての編集、評論、教育にかかわる。『The Graphic Design Review』(JAGDA)編集長。前『アイデア』編集長。武蔵野美術大学、東京芸術大学非常勤講師。ミームデザイン学校講師
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