怖くて読めない水滸伝 中国の残虐・猛悪の英雄たち 講談社プラスアルファ文庫

実吉達郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062564250
ISBN 10 : 4062564254
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
追加情報
:
252p;16

内容詳細

殺しだしたらやめられない殺人享楽者、無雑作に子供の脳天を叩き割る冷酷な殺人者、猛毒で夫を殺す浮気妻、旅人の肉を塩漬けにしてしまう居酒屋…。梁山泊をめぐる108人の英雄・豪傑物語には、動乱期中国の残虐・凄惨・冷酷を象徴する場面が数多く描かれている。中国古代文学研究の第一人者が教える、中国伝奇文学『水滸伝』のもう一つの読み方。

目次 : 第1章 殺戮/ 第2章 女子供殺し/ 第3章 毒殺/ 第4章 三大奇習/ 第5章 囚人と拷問/ 第6章 人食い/ 補章 残虐性の背景にある「迷信」

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾 さん

    初めて子供版でない水滸伝を読んだ時に味方にするためには手段を選ばないところや人肉食のところにビックリしたことを思い出します。著書は脚色なしに水滸伝の残虐な部分をまとめており、水滸伝の一面を読むのに良い本だと思いました。

  • 銀木犀 さん

    水滸伝、実は読んだことなかった(読んだと思ったが、別の本と間違えていたらしい)。けど金瓶梅は途中まで読んだことがあるので、登場人物が一部同じなので多少は理解できた。中国の古典の残酷さというのは三国志にも西遊記にも金瓶梅にも出てくるけど、あまりにも当然のことのように書かれているので感覚が麻痺していた。こうやって改めて残虐だといわれるとごもっともと思うと同時に、大陸と島国の国民性の違いを感じる。一族郎党皆殺しや、ひどい毒殺なんかの描写はもちろん、纏足とか、科挙、宦官の3大奇習も詳しく描写されるとかなりつらい。

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人物・団体紹介

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実吉達郎

1929年、広島県呉市生まれ。動物研究家。東京農業大学卒。三里塚御料牧場、野毛山動物園勤務を経て、1955〜1962年、ブラジルにて動物研究。帰国後、動物ライター、ノンフィクションライターとして活躍。ラジオ・テレビ出演多数。自由ケ丘アカデミア特別講師

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