戦国家法の形成と公界 「結城氏新法度」と「相良氏法度」を読む

安野眞幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815811778
ISBN 10 : 4815811776
フォーマット
発行年月
2024年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

戦国大名の領国経営を土台から捉え直す――。君臣関係、軍事、賞罰、課役、契約など、多様な規定を含む家法。そこに現れる公界とは何か。当主の支配確立の試みから、武士・百姓・下人のあり様、そして流通・金融を担う商人との関係まで、法文の精緻な読解により新たな歴史像を立ち上げる。

【著者紹介】
安野眞幸 : 1940年生。現在、弘前大学名誉教授。著書『バテレン追放令―16世紀の日欧対決』(日本エディタースクール出版部、1989年、サントリー学芸賞。2023年改訂増補版、ちくま学芸文庫)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 於千代 さん

    久しぶりに分野違いの研究書を読んだ。史料に丹念に向き合い、一文字一文字にこだわって解釈することで、先行研究の解釈を覆していく。先行研究であいまいにされた部分の字義も検討されており、「たゝり」を「刑罰」と解釈していることは興味深かった。現代だと「たたり」は超常存在によってもたらされるものであるが、当該期はもっと現実的なものであったようだ。 本書を読みながら、自分の読書筋力の衰えも痛感した。普段から硬い研究書に触れていないと、どんどん歯が立たなくなっていくものだと改めて思わされた。

  • takao さん

    ふむ

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