『論語』は不安の処方箋 祥伝社黄金文庫

安田登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396318444
ISBN 10 : 4396318448
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;16

内容詳細

『論語』はいつ読んでも気持ちがいい!
中国古典にも明るい、異才・多能な能楽師が、
孔子時代の古代文字から「心」をテーマに『論語』を読みなおします。

すでに二五〇〇年以上も前に生きた孔子らの言行録『論語』。
孔子の時代の文字を見ていくと、この時代は「心」という概念ができて間もなくの時代であることに気づきます。そこから、本書では「心」の誕生と「命」に挑む人間の姿を考えてゆきます。

「100分de名著」などでも活躍している安田登さんの「論語本」の源流となる一冊。
待望の再文庫化です。
解説:内田樹 
(*本書は『身体感覚で『論語』を読みなおす。』に新たな「まえがき」を加え、加筆修正のうえ改題しました)

【著者紹介】
安田登 : 能楽師。1956年千葉県生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。高校教師時代に能と出会う。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で入門。現在はワキ方の能楽師として国内外を問わず活躍し、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演などを行なう。NHK「100分de名著」講師・朗読(『平家物語』、『太平記』)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅー さん

    ★★★浅田すぐる『ひと目でわかる!見るだけ読書』で『身体感覚で「論語」を読みなおす。』に興味を持つが、どの書店にも在庫がない。仕方がないので最近出版された本書を手にとったら、探していた同書に加筆修正したものだった。読む前は「なぜ身体感覚?」と不思議だったが、なるほど『論語』で実際に使われていた漢字を推測し、それが表す人間の動作から孔子の真意を読み解いていく本であった。「命」の世界に生きていた人類が「心」の世界に放り込まれて苦しむ。孔子はその苦しみに対処する方法を「礼」として示した。大胆だが魅力的な仮説だ。

  • Yuko さん

    題名がしっくりこないなぁと思っていたら、「身体感覚で『論語』を読み直す」(春秋社2009年)の再文庫化版でした。 孔子時代の文字で「論語」を読む。 からだ・身体感覚で「論語」を読む。 うーー深い! 学ぶとは・・ 詩とは・・ 心に響いた個所を書き写そうとしたら一冊丸まる書き写すことになりそうな勢い。 安田登さん追っかけ熱はまだまだ冷めそうにありません。 内田樹さんのあとがきも安田登さんのことがよくわかります◎

  • 柞山力哉 さん

    約二千五百年前の「金言集」の『論語』を、身体感覚で読むをコンセプトにまとめられた、一つの解釈本である、と思う。 記されている内容を、字や漢字の成り立ちから解説してくれる本は、なかなかありません。というか、初めて出会いました。 著者は何かのTV番組で知ったのですが、その語り口と見識に脱帽しましたが、今回でそれがより深まりました。 同じようなものがないか、探したいと思っております。

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安田登

能楽師(ワキ方下掛宝生流)。日本や海外の能の公演に出演。また神話『イナンナの冥界下り(シュメール語)』でのヨーロッパ公演や、金沢21世紀美術館での『天守物語(泉鏡花)』、『芸能開闢古事記』など、能・音楽・朗読を融合させた舞台を数多く創作、出演する。NHK Eテレ「100分de名著」『平家物語』・『太

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