へっぽこ冒険者とイオドの宝 ソード・ワールド短編集 富士見ファンタジア文庫

安田均

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784829116906
ISBN 10 : 4829116900
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,411p

内容詳細

ザーンの街に大盗賊イオドあり。磨かれた腕、冴え渡るその技に、人々は言う。イオドに盗めぬ宝なし。しかしイオド、酒の席にて人に告ぐ。「誰にも奪えぬ、最高の宝あり」―盗賊志望で、嘘が嫌いで、ちょっぴり強引で、なんだかイリーナにそっくりな少女カーニャ。盗賊イオドの宝のありかを記すという地図を手に、へっぽこたちに財宝探しの手伝いを依頼する。地図には、謎掛けのような意味不明の書き込みがたくさんあった―(『へっぽこ冒険者とイオドの宝』)。どこにあるのか、本当にあるのかすら定かではない伝説の宝をめぐる、連作短編集!『新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT』の初小説も収録。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • てんぱい さん

    3人の作家が一つの題材をリレー形式で描かれた短編集。最初はサーラ、次にへっぽこーず、そして最後はバンドールとなかなかに楽しそうな面々。それぞれの作家がそれぞれのパーティの特徴を引き出せた面白い一冊だった。解説の『キャスター付きの安楽椅子探偵』うまい事を言う。

  • barcarola さん

    このところ山本弘さんの作品を多く読んでいて、それならばと本書も引っ張り出してみた。その山本さんによるサーラ譚から始まるリレー風の作品群。一般的(?)なリレー小説と異なり登場キャラクターも代わって行くのでクオリティ的には問題無いのだが、作品毎のノリの違いに頭を切り替えるのが大変である。

  • ぷるっちょ さん

    本短編集は『イオドの奪うことあたわぬ宝』をキーワードに繋がっている連作なのだが、自分は最初に『赤い鎧』シリーズ4作目にあたる『毒を食らわば』(本短編集の第3話目)から読んでしまい、少々内容が理解できなかった。本作の作者である清松みゆき先生には、『混沌の大地』シリーズを完結させてほしかったが、ソードワールド1.0の商業展開が終了してしまった現在では、望み薄なんだろうな。

  • マコト さん

    手持ちの本には帯に「120巻突破」とあるので、旧版ソードワールドは、たぶん、100巻ぐらいは読んでることになる。購入当初は赤い鎧シリーズが好きで、それを目当てに購入したが、改めて読み返すと、各短編の「イオドの宝」連作としての繋がりが面白いしリプレイシリーズも読み返したくなる。(120巻か、どれだけ残ってるか)とりあえずは、赤い鎧シリーズの再読かな。

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安田均

(株)グループSNE代表。TRPG、TCG、ボードゲーム、コンピュータゲームなど数多くのゲームを紹介、翻訳、デザインして世に送り出してきた、ゲーム伝道者

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