古代文明の興亡 古代を検証する 4 学研M文庫

安田喜憲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784059010487
ISBN 10 : 4059010480
フォーマット
出版社
発行年月
2002年03月
日本
追加情報
:
315p;16

内容詳細

5700年前の気候変動、とりわけ北緯35度以南の気候の乾燥化が、都市文明誕生の契機となった。著者のこの仮説は、その後、メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明の興亡と環境変動の研究が進展するなかで、まちがいのない事実であることが証明された。黄河文明だけがこの仮説にあわなかった。しかし、1991年からはじめた長江文明の研究によって、中国でも5700年前の気候変動に連動して、都市文明が誕生していたのである。

目次 : 第1章 『ギルガメシュ』からの出発―人類が神から自由を獲得したとき/ 第2章 ノアの大洪水はなぜ起こったか―大洪水はメソポタミア文明開幕の序曲/ 第3章 都市文明の誕生とオリーブ―オリーブ栽培の独占化がもたらしたもの/ 第4章 夏雨と冬雨の文明―エジプト文明と夏雨の秘密をさぐる/ 第5章 インダス文明盛衰の原因は何か―ヒマラヤがその“カギ”を握っていた/ 第6章 日本にもあった気候異変―縄文文化もヒマラヤの支配下にあった/ 第7章 人類が生き残る道‐環境革命―もう地球にオアシスはない

【著者紹介】
安田喜憲 : 1946年、三重県に生まれる。東北大学大学院理学研究科修了。広島大学助手を経て、現在、文部科学省大学共同利用機関・国際日本文化研究センター教授。理学博士。1980年より環境考古学を提唱し、その分野の先駆けとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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安田喜憲

1946年三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。広島大学総合科学部助手、国際日本文化研究センター教授、東北大学大学院教授をへて現在、ふじのくに地球環境史ミュージアム館長、モノヅクリ生命文明機構理事長、国際日本文化研究センター名誉教授、スウェーデン王立科学アカデミー会員。紫綬褒章受章、

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