江戸の十二支どうぶつえん 面白江戸アートギャラリー

安村敏信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784808710118
ISBN 10 : 4808710110
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
111p;26

内容詳細

江戸の絵師たちが腕をふるった動物画の中から、十二支をとりあげた“誌上どうぶつえん”!十二支の仲間たちやライバル、物語ゆかりの生き物なども合わせて紹介。

目次 : 鼠―小さな体に絵師のこだわりが凝縮!神話やお伽噺で活躍する知恵者/ 牛―墨の濃淡で表現された体躯の妙‐人のそばにいる穏やかな力持ち/ 虎―絵師たちの試行錯誤を伝える‐猛獣なのにどこかおっとりした“日本版”/ 兎―伝説と故事に彩られた兎さまざま‐江戸時代の兎は可愛くない!?/ 龍―十二支を彩る唯一の架空動物‐絵師の想像力を刺激した瑞祥の神獣/ 蛇―特異な形状と生態が絵画の構図にも影響‐怖くもあり、信仰の対象でもあり/ 馬―合戦にも旅にも、日々の暮らしにも寄り添った存在‐絵ににじみ出る人との歴史/ 羊―お手本は十二支図と図鑑とヤギ!?‐写実と想像、どちらもほのぼの/ 猿―擬人化しなくても、自然に人と重ねて見える‐その姿を通して問う人の心/ 鶏―羽の模様と色彩に、絵師たちの技巧が宿る‐一羽でも群れでも立派な存在感!/ 犬―日本人の犬好きぶりを実感できる‐ポイントは子犬のふわふわ、ころころ/ 猪―山野こそがよく似合う山の神‐走る、眠る、臥せる、身震い!

【著者紹介】
安村敏信 : 1953年、富山県生まれ。東北大学大学院博士課程前期(日本美術史)修了。1979年より板橋区立美術館に勤務し、2005年より2013年3月まで同館の館長を務める。学芸員時代は、江戸文化シリーズと銘打ち、江戸時代の日本美術の魅力を伝えるユニークな企画展を多数開催、デパートなどでの企画展でも好評を得た実績を持つ。2013年4月より“萬美術屋”としての活動をスタート。現在、社団法人日本アート評価保存協会の事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • わんこのしっぽ さん

    江戸の絵師たちが描いた動物画。十二支以外にも象、鹿、狸等々幅広い動物画を楽しめます。写実的な作品や、実際とはかけ離れてるけど想像を駆使して描いた作品まで色々楽しめます。

  • かごめ さん

    十二支の他、その仲間やライバルが走り転がり、吠え、あるいは人を装い紙上をにぎわす。竜はともかく、想像で書くしかなかった象や獅子の絵師たちの奔放な表現にはナイス。なにより愛くるしい虎がいて、それ猫です、と言いたい。石川孟高・島田元旦らはシュールで私の知っている日本画とはまるで違う印象を受けた。私感ではありますが、十二支に蛇がいるのは、道真や崇徳院のように祟られるのが怖くて仲間にいれたのではないだろうか?サルの天敵は蛇だったいわれる。その記憶はヒトにも引き継がれ忌み嫌っていたのではないだろうか? →

  • 魚京童! さん

    十二支か?

  • はぴた(半分お休み中) さん

    江戸の絵師たちが描いた動物たちのなかから十二支をピックアップ。十二支以外のおまけの動物たちも少々。ひとつの動物をテーマにいろいろな絵師を見比べられるのが楽しい。河鍋暁斎の象の絵が愉快。

  • rapo さん

    新年なので江戸時代に描かれた干支の動物の絵を見たくなりました。犬や猿は可愛がられていたことがうかがえるし、この頃日本にはいなかった虎は猫のようで、龍は実際目の前で見たかのような迫力です。林十江の羊、猿、猪はどれも墨で描かれているのに動きがあり質感、存在感が凄い。長沢芦雪の富士越I図は、大好きな絵ですがこの遠近感はどこから見たのでしょうか?絵師により個性の違いもわかり楽しめました。

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人物・団体紹介

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安村敏信

1978年、東北大学大学院修士課程日本美術史修了。1979年より板橋区立美術館勤務。2005年、館長。この間、狩野派の研究と作品の発掘に携わり、ユニークな展覧会を数多く企画。退職後は萬美術屋として各地の美術館や研究者の相談にのるなど活動中。2017年7月より北斎館館長就任

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