まよいこんだ異界の話 安房直子コレクション

安房直子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784035409403
ISBN 10 : 4035409405
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,321p

内容詳細

どうしても読みたいあの話…。安房直子の作品の中から、「ハンカチの上の花畑」「ライラック通りの帽子屋」「丘の上の小さな家」「三日月村の黒猫」、幻の世界を描いた長編と中編、全4編を収録。

【著者紹介】
安房直子 : 1943年、東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学中より出室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。「さんしょっ子」第三回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第十九回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第二十二回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第二十回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第三回新美南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞等受賞作多数。1993年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hepatica nobilis さん

    異界というテーマで中篇を4作収録。どれも初読だった。傑作そろいの巻だと思う。無国籍風な作風に、民話風の素材が一緒になって読者は夢幻の世界に遊ぶことになる。その異界は苦い現実世界の陰画のよう。

  • うめ さん

    あまりにも近くに居て、居ることが当たり前だから、忘れてしまいがちなこと。あなたはわたしの大切な、かけがえのない人。それは親だったり友達だったり、伴侶だったりする。または、自分の良心だったりすることもある。本を読むと、失わずして、喪失の苦しみと後悔を知る事ができ、取り返しが付かなくなる前に、大事な人のありがたさに気が付く事が出来る。本って、物語って素晴らしい。巻末エッセイの、家事に対する考え方が好き。仕事も家事も丁寧に、つまりきちんと生きていくのが好き。人も持ち物も、気にかけ、手をかけ、大事にしていきたい。

  • 木漏れ日の下 さん

    読友さんのご感想から読んでみたくて図書館から借りてきました。読書が好き児童書も好きだと言いながらまだまだ知らない作家さんも多く、こんなに読み継がれてきた作家さんに出会えたことに感謝。異世界に迷いこんだ不可思議さと話によっては少しの怖さに取り込まれていきました。読みながらどんどん子供時代にかえっていきました。菊のお酒や木漏れ日のレース、なんて素敵!巻末にはエッセイが収録されており、刊行年月を見なければ物語もエッセイもそんな昔のものだとは気づきもしなかったと思います。良いものは残っていくということですね。

  • mntmt さん

    不思議な話が4編。本当に異界の世界に迷い込んだ感じ。安房直子さんのお話をもっと読んでみよう。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    『さんしょっ子』 https://bookmeter.com/books/16101166 を始め安房直子さんの絵本を読むことが多く、しっかりと文章を味わいたいと思い見つけたシリーズ。4編の短編とエッセイ。『 ハンカチの上の花畑 / ライラック通りの帽子屋 / 丘の上の小さな家 / 三日月村の黒猫 / 以下エッセイ 昔おぼえた詩 / 私のアンデルセン童話集 / 小人との出会い / 小人と私 / 「ライラック通りの帽子屋」のこと / 童話と家事と / 家の中の仕事 』

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人物・団体紹介

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安房直子

1943年、東京生まれ。子供の頃から「グリム童話」「アンデルセン童話」に親しみ、日本女子大学国文科在学中より数多くの美しい物語を発表。野間児童文芸賞他、多数の賞を受ける。1993年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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