安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編

安彦良和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778318383
ISBN 10 : 4778318382
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
石井誠 ,  
追加情報
:
239p;19

内容詳細

2020年11月に発売した『安彦良和 マイ・バック・ページズ』の最後で「企画中」という形で示唆されていた監督作『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』(2022年6月3日公開)。そのすべてを監督・安彦良和が語りおろす――。

「アムロが言っていることは正解なんです。ドアンに戦争の匂いがある限り、また違う敵が来るかもしれない。別の災難が降りかかるかもしれない。だからと言って、武器を捨てていいのかというクエスチョンは残ってもいいけど、その答えは、はっきりしていると思うんですよ」
(安彦良和/本文より)


【著者紹介】
安彦良和 : 1947年生まれ。北海道出身。1970年からアニメーターとして活躍。『機動戦士ガンダム』(1979年)では、アニメーションディレクターとキャラクターデザインを担当し、画作りの中心として活躍。劇場用アニメ『クラッシャージョウ』(1983年)で監督デビューする。その後1989年から専業漫画家として活動を開始。歴史を題材にした作品を多く手掛けている

石井誠 : 1971年茨城県生まれ。アニメ、映画、特撮、ホビー、ミリタリーなどのジャンルで活動中のフリーライター・編集者。アニメ作品のパッケージ用ブックレット、映画パンフレット、ムックなどの執筆や編集・構成。雑誌やWEBサイトなどで、映画レビューや映画解説、模型解説、インタビュー記事などを手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kei-zu さん

    コロナ禍ではあったが、スタッフの信頼関係に基づく連携が作業を円滑にしたとのこと。大ベテラン(というか「伝説」)である安彦監督がどのようにスタッフに仕事を任せていくか、それをスタッフはどのように受け止めたかは、読んで胸が熱くなるものがあります。「ククルス・ドアン」の映画自体は、私に向いた作品ではなかったのだけれど。

  • Bo-he-mian さん

    安彦良和さんが映画としてリメイクしたガンダムの『ククルス・ドアンの島』に焦点を絞った、安彦さんやスタッフの証言集。作品自体は、テレビシリーズのいちエピソードを引き伸ばした感じで、映画を観たという印象があまりなかったのが正直な感想だったが、安彦さんがこれを作ろうとした動機や、観ただけでは未消化に感じた部分を補足するようなインタビューになっていて、理解を深める事ができた。特に、アムロがガンダムでジオン兵を踏み潰すシーンは不快感があったが、安彦さんなりの見解が語られていた。それで完全に納得はしないけど(笑)。

  • 尿酸値高杉晋作 さん

    劇場で三度観て、Blu-rayソフトも購入した「ククルス・ドアンの島」を改めて観たくなった。 安彦監督! もう一丁お願いします。 願わくば、逆種のシャアを安彦キャラで!!

  • jojoemon さん

    まさかの映画化だったククルスドアンの安彦氏とその仲間達のインタビュー本。全員が前向きでこの作品にかけている意気込みを感じさせてくれて、読んでいて気持ち良い。鑑賞時に感じた疑問も安彦氏の言葉で納得。これが最後のアニメ作品になるのはさみしいので、何とか改めてTHE ORIGINのアニメ化実現してくれる事を願います。

  • Myrmidon さん

    安彦良和氏を中心とした、映画『ククルス・ドアンの島』のスタッフ・インタビュー集。個人的には映画は大満足の出来だったので、演出意図や映画の裏話も語られるのはありがたい。ガンダムはじめモビルスーツが非常に「キャラクター」的というか、妙に人間臭い描写をしていたのは観た時も分かったし、特にクライマックスでのガンダムの登場シーンとかは「任侠映画」というのも納得の「見得」の切り方だったと思う。

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人物・団体紹介

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安彦良和

1947年北海道生まれ。弘前大学入学、学生運動の結果、退学処分に。上京後、虫プロを経て、フリーのアニメーターとして「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」などを生み出し、のち漫画家に転身

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