原点 THE ORIGIN 戦争を描く、人間を描く

安彦良和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000611923
ISBN 10 : 4000611925
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;19

内容詳細

『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、『虹色のトロツキー』など歴史に材をとった作品を世に送ってきた漫画家・安彦良和。戦い、殺し合ってしまう人間を、彼は、なぜ、どのように描いてきたのか。東奥日報記者・斉藤光政がその人生に迫り、ついに安彦本人も自らの「原点」を綴った。生い立ち、学生運動、アニメ・マンガ界での出会いと模索…。作品世界の背後には、この人間観があった!

目次 : 1 冷戦の落とし子ガンダム/ 2 北辺の地の少年/ 3 弘前大学での“闘い”/ 4 怒れる若者たち、その後/ 5 サブカルチャーの波/ 6 世界をリアルに見る/ 付録―安彦良和エッセイなどなど

【著者紹介】
安彦良和 : 1947年北海道生まれ。弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、虫プロでアニメーターに。フリーとなってからは「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」等を生み出し、のち漫画家に転身

斉藤光政 : 1959年岩手県生まれ、青森県育ち。東奥日報編集局次長。早稲田大学ジャーナリズム研究所招聘研究員。軍事・防衛および歴史分野を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    ガンダムの生みの親の一人、漫画家・安彦良和の文章が実に味がある。弘前大学での学生運動の末に、逮捕、退学させられた「挫折」時代が、安彦の原点だった。時代の空気感がそのまま、伝わってくる。

  • KAZOO さん

    安彦さんは私と同じ世代で、ここに書かれている学生運動を行っていることをはじめて知りました。同じ全共闘世代として懐かしい感じを受けました。私は安彦さんの「虹色のトロツキー」を数回読み返しています。ここには政治的なメッセージのようなものも結構ありこのような活動もされていたのですね。

  • おさむ さん

    ガンダムの作画担当だった安彦さんの自伝はめちゃくちゃ面白い。北海道の屯田兵の子孫として生まれ、弘前大学では全共闘のリーダーに。70年安保反対で逮捕されて除籍。友人は日本赤軍メンバーになった。上京して虫プロでアニメーターとしての腕が認められる。宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムなどの名作に携わり、名を挙げた後はマンガ家に転身。主に歴史系の作品を書いている。波乱万丈の人生だが一本筋が通っている。アニメ業界の歴史を知る上でも参考になります。40年経った今も続くガンダムシリーズの原動力は安彦さんなのかもしれません。

  • kei-zu さん

    アニメーターになってからの記述もあるが、内容は70年代の学生運動が主なもの。著者の「オリジン」を探るということで、なるほどと思う。 思えば、「ガンダム ジ・オリジン」で再構成された物語は、TV版に比べ「分かり合おう」とする希求が顕著でなかったか。 連合赤軍の破滅を描いた「レッド」(山本直樹)に安彦良和が登場していたとの記述もあって、びっくり。

  • funuu さん

    1956年生まれの私は彼のひと世代後。ガンダムはよく知らなかった。マジンガーzの世代。彼の生き方を読むと団塊の世代の見本。戦後の一番果樹の多い道をあるいて現在も老後を謳歌している。日本国自体はアメリカ軍に守られていながら、ベトナム戦争反対を叫ぶ。良くえば理想主義者。別の言い方をすると商業理想主義。たらふく食べて飢えた人々をメシのタネにしている自覚はない。ただし理想主義者も、まともな社会には必要だ。

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安彦良和

1947年北海道生まれ。弘前大学入学、学生運動の結果、退学処分に。上京後、虫プロを経て、フリーのアニメーターとして「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」などを生み出し、のち漫画家に転身

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