福沢諭吉の教育論と女性論 「誤読」による“福沢神話”の虚妄を砕く

安川寿之輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784874985243
ISBN 10 : 4874985246
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
追加情報
:
286p;20

内容詳細

「脱亜論」者はまた、教育論や女性論でも、徹底した差別主義者だった。福沢自身の膨大な論説によって、それを論証する。

目次 : 1 戦後「福沢諭吉研究」を問い直す(福沢諭吉の教育論「定説」を批判する/ 福沢諭吉の女性論「定説」を批判する)/ 2 福沢諭吉の教育論(「苦楚疼痛」の「強迫」義務教育論/ 「最も恐るべきは貧にして智ある者」 ほか)/ 3 福沢諭吉の女性論(福沢女性論評価の虚構の確認/ 福沢の男女「平等」論の抽象性 ほか)/ 4 福沢諭吉の「独立自尊」を検証する(「修身要領」の編纂/ 「修身要領」の評価をめぐって)/ 5 近代日本の道のり総体の「お師匠様」(福沢諭吉は何を「啓蒙」したのか/ 福沢が主導したアジア蔑視の「帝国意識」形成 ほか)

【著者紹介】
安川寿之輔 : 1935年、兵庫県に生まれる。1964年、名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了。近代日本社会(教育)思想史専攻。宮城教育大学、埼玉大学教育学部、名古屋大学教養部・情報文化学部に勤務。98年、定年退職し、わだつみ会、不戦兵士・市民の会などの市民運動に参加。現在、名古屋大学名誉教授、教育学博士、不戦兵士・市民の会副代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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