Product Details
ISBN 10 : 4569665667
Content Description
著者には、東京帝国大学の卒業記念として出版された『王陽明研究』と、「王陽明伝―王陽明の生涯と教学」(王陽明生誕五百年記念『陽明学大系 第一巻』所載、昭和46年)の名著がある。本書は、この名著を下敷きに、「分りやすく」と「平明に」を念頭に、王陽明と陽明学について説いた講話集である。難解と言われる陽明学の入門書にして、本シリーズの掉尾を飾るに相応しい、師の「陽明学第三の名著」である。
目次 : 第1章 生誕の秘話と青年時代(陽明研究で結ばれた縁尋の機妙/ 「陽明学」の流行と誤解 ほか)/ 第2章 「五溺」と発病求道(就官と発病「独の生活」/ 「従吾の学」への徹悟 ほか)/ 第3章 「竜場徹悟」と教学の日々(険所・竜場に流されて/ 竜場流謫の意義 ほか)/ 第4章 最後の軍旅と長逝(寧王の叛乱と平定/ 「事上磨錬」と小人の奸計 ほか)
【著者紹介】
安岡正篤 : 明治31年、大阪府に生まれる。東京大学法学部卒業。「東洋思想研究所」「国維会」「日本農士学校」「篤農協会」等を設立。また、戦後は「全国師友協会」「新日本協議会」等をつくり、政財界の精神的支柱として多くの敬仰者を持った。全国師友協会会長、松下政経塾相談役を歴任。昭和58年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
