能面の見かた 日本伝統の名品がひと目でわかる

宇高通成

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416716366
ISBN 10 : 4416716362
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
174p;21

内容詳細

目次 : 1章 能面の分類と種類(翁面/ 尉面 ほか)/ 2章 解説「能面入門」(翁面/ 尉面 ほか)/ 3章 狂言面(翁面/ 神仏面 ほか)/ 4章 図説「能面の見分けかた」(視る角度で表情が変わる小面/ 女面の見分けかた ほか)/ 5章 原木から面打ちの工程まで(面打ちの工程/ 道具と技術 ほか)

【著者紹介】
宇〓通成 : シテ方金剛流能楽師。1947年生。重要無形文化財総合指定保特者。金剛宗家・二世金剛巌師に師事。これまでに「翁」「道成寺」、「卒都婆小町」、「木賊」、「鸚鵡小町」「鷺」などを披く。1985年国際能楽研究会(INI)創立。1986年日米文化交流の会・能楽公演団長。松山藩お抱え能役者の家系を継ぐものとして、1991年には初世宇〓六兵衛喜太夫追善能を開催し、1997年明治まで続いた松山稽古舞台を再興。能楽師にて唯一人の能面作家として面乃会を主宰、自作の能面を自らの舞台において使用するという新境地を拓く

小林真理 : 1985年企画制作会社「スタルカ」主宰。アートディレクター、画家、美術ジャーナリスト。「画家の装幀」「うるしのうつわ」などのテーマで新聞連載や執筆、講演活動を続けている。日本図書設計家協会副会長・理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zag2 さん

    世阿弥図書館本シリーズ24冊目。世阿弥に直接関係はありませんが、能楽関連ということで。長年、能を観ていますが、どうも能面はよく分かりません。能面の図録などは時折見たりもしていますが、舞台上の面を見ても、小牛尉と三光尉とか、増女と孫次郎の違いなど、とても判別できないのが正直のところです。演者でもあり能面師でもある宇高通成さんの監修なので、少しは分かるようになるかなと思い読んでみましたが、似た面の見分け方のページがあり、たいへん参考になりました。

  • 糸車 さん

    「増女」、「平太」という能面がどんなものか知りたくて。ロマンス小説がきっかけで興味をそそられて調べてみたくなることって実は結構ある。読んだことがない絵本とか、小難しい理論とか、聞いたことはあるかなという程度の芸術関係とか。美しい能面のカラー写真に見とれる。丁寧で分かりやすい解説がありがたい。女性の面が髪の生え際で見分けられるとは知らなかった!図書館で借りた本なんですが、欲しくなりました。でもこれ、お高いのよ…。2400円なり。

  • Taka さん

    能を一度は見たいみたいと思っているけどまだ見ていない。見るんだったら般若面が出てくるのが見たいなぁ。能面のような表情と言うけれど角度によってさまざまな表情が表現できる。うけと呼ばれる調整。確かに!同じ面なのに写真ですら嬉しい憂いの表情がわかる。おおお!なんと奥深いことか。小面の幼さ。孫次郎の恋する表情。深井の憂い。泥眼は神へと至る。小町老女の栄枯盛衰。生成の般若に今少し至らぬ鬼への道。般若は真蛇と成る。在原業平を写したと言われる中将面のなまっちろいような男ぶり。演能中のシテの心境は狭く暗い世界

  • 7a さん

    「鬼の研究」から能面についてもっと詳しく知りたくて。大類すると能面は翁面、尉面、男面、女面、鬼面、仏面に分けられる。男は変化して神格化されるのに、女は鬼(般若、蛇)となるのは何故でしょうね(笑)能の歴史、面の種類、面の作り方まで幅広く教えてくれ、能初心者にはとても良い本だと思う。能に対し狂言の面はやっぱり愉快で愛嬌があるね。読後の結論としては、やはり生成りが一番怖い。

  • たまネギ子 さん

    能は日本オリジナルのものではなく、インドや中国を経て伝来したもので、そちら方面のエッセンスが多く含まれているのが意外だった。「もののけ」のモノは南インドタミル語が語源。怨恨をもった怨霊の意味。P28

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