さんだらぼっち 髪結い伊三次捕物余話

宇江佐真理

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163206608
ISBN 10 : 4163206604
フォーマット
出版社
発行年月
2002年01月
日本
追加情報
:
20cm,255p

内容詳細

家を焼かれたお文は芸者をやめ、茅場町の裏店で伊三次と暮らし始めた。だが、子どもを折檻する近所の女房との諍いを機に家を出る。紆余曲折する恋路の末に、お文の中に芽生えた新しい命…。人気シリーズ第4弾。

【著者紹介】
宇江佐真理 : 昭和24年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒業。平成7年「幻の声」でオール読物新人賞を受賞。受賞作を含む連作短編集『幻の声 髪結い伊三次捕物余話』で一躍注目を集める。平成12年に『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞を、翌13年に『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひらちゃん さん

    火事でやむ無くとはいえ、ようやっと一緒になれた二人。裏店のおかみさんも少しずつ慣れてきたというのに…。なんとも子供の話はこたえます。お文の幸せを心から願いたい。やっと伊佐次に甘えるお文がみえて微笑ましかったんです。長い付き合いだけど新婚みたいで。 髪結い伊佐次、昔ドラマでやったんですね。伊佐次は中村橋之助か。もうちょい悪な感じのとんがってて、だけど落ち着いたような人がいいな。そんな人いるかい!ってね。

  • ぶんこ さん

    伊三次さんシリーズ初読みです。 1巻から読みたかったのですが、図書館になく、こちらからになりました。 子供にまつわる話が多く、身につまされました。 不倫の果てに、自分の子を手にかけた武士の妻。 夜泣きの子に折檻をする長屋の母。 流産した哀しさから、お文さんへの悪態をつくおみつ。 心穏やかに過ごせない日々が続きます。 お文さんには何事も無く、丈夫な赤ちゃん誕生となって欲しいものです。

  • 万葉語り さん

    髪結伊三次捕物余話4作目。火事にあって茅場町の長屋でおかみさんとして暮らし始めたお文さん。長屋で毎夜泣く子供や、近所の駄菓子屋にくる子供たちの話が多いと思っていたら引っ越しと同時にご懐妊。おみつの流産。龍之進の秘密などもあったが、直太郎の足抜けが一番心に残った。2016-25

  • さなごん さん

    ようやく一緒になれた二人。でも、うまくはいかないこともあってどうなるかと思ったら…おめでたいことになるかな?妊娠した、しないって難しい。

  • matsu04 さん

    髪結い伊三次捕物帖の第4弾。「一日仕事して、お文と差し向かいで飯を喰い、お文を抱いて眠りにつく、これがつまりは倖せなのだ」。ようやく伊佐次がいい感じになってきたと思っていたところ、その後お文が何だか切ないような展開に…ううむ。次巻へ。

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人物・団体紹介

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宇江佐真理

1949年北海道生まれ。作家。95年に「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年に『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。15年逝去

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