新選組物語 新選組三部作 中公文庫 改版

子母沢寛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122027954
ISBN 10 : 4122027950
フォーマット
出版社
発行年月
1997年02月
日本
追加情報
:
16cm,376p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Die-Go さん

    再読。新選組に携わった古老達の話を聞き書きして編まれた物語。新選組の原資料としてその後の新選組ものには欠かせないものとなっている。特に「隊士絶命記」は後の作品群に大きな影響を与えた秀作。フィクションの面も多くあるのだろうが、面白いものは面白い。三部作で話の重複が多々見られるのがすこし難。★★★★☆

  • こばまり さん

    元隊士や関係者の生々しい談話多数。斎藤一の「敵がこう来たからこう避けてこう斬る、なんてうまい事が出来るもんじゃない、ただ夢中で斬ったり突いたりする」にシビれる。結局何もなし得なかった男達の敗退する姿が哀れを誘う。

  • おさむ さん

    3部作の最終巻。1巻の「始末記」などとダブる記述があり、やや残念。純粋な聞き書きよりも、小説的な要素が強まっている感があります。これらが新撰組の定番本となり、やがて司馬遼太郎や池波正太郎らに引用されていった。後世になるにつれて創作要素が強まっていったんだろうなと推察されます。近藤勇、土方歳三、沖田総司‥私たちがよく知る新撰組とは歴史家ではなく、こうした多くの作家たちによって膨らんで造られたイメージなのでしょう。子母澤寛はこれらの業績で、1960年代に菊池寛賞を受賞しています。

  • ASnowyHeron さん

    前作までの話と重複している部分もあるので、あまり新しい発見はなかった。短編小説の『流山の朝』は自分にはちょっと合わなかった。会津や函館の話も欲しかった。

  • 作楽 さん

    最近、知り合いの学生さんの影響か、新選組が二次元化してたことを痛感しました。彼らは本当にいたし、すさまじい時代を生きていたんですよ! でも、この本は近藤さんびいきな気がします。土方ファンとしては、そうなんだけど・・・という感じ。五稜郭で若い隊士を故郷に帰した彼の姿も書いてほしかったな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

子母沢寛

明治25年(1892)、北海道生まれ。本名、梅谷松太郎。明治大学法学部卒。新聞記者を経て文筆業に。昭和3年の『新選組始末記』に始まる新選組三部作の実録や時代小説を多数手がけ、戦後は『勝海舟』『父子鷹』『おとこ鷹』『逃げ水』など徳川遺臣と江戸への挽歌ともいうべき諸作品を発表。昭和37年に菊池寛賞受賞。

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品