生と死についてわたしが思うこと 朝日文庫

姜尚中

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022617286
ISBN 10 : 4022617284
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
追加情報
:
204p;15

内容詳細

あの大震災、そしてフクシマの黙示録の後で、わたしたちはどこに向かうのか。グローバリズムの時代を、喜びも悲しみも抱きしめて生きる術は。いま、個人と国家の「生き直し」を問う。進化するライフワークエッセイ「愛の作法」第2集。カラーグラビア8ページ収録。

目次 : 序章 生と死についてわたしが思うこと(山河破れて、われらあり/ 3・11と「来迎引接」/ 科学の子と自然の子 ほか)/ 第1章 グローバリズムの光と影(「成長教」の終わり/ 水俣、広島、そして福島/ 原田正純さんの警鐘 ほか)/ 第2章 われ悩むゆえにわれあり(ひとくくりにできない「東日本」/ いじめをなくすために/ 学校の「真空地帯」 ほか)

【著者紹介】
姜尚中 : 1950年熊本県生まれ。東京大学大学院情報学環教授、現代韓国研究センター長。79年、早稲田大学大学院修了後、旧西独エアランゲン大学に留学。国際基督教大学准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    あっという間に読めてしまいます。それだけ読みやすいということでしょう。雑誌に連載されたコラムを集めたもの。朝鮮と日本のアイデンティティを持つ姜尚中先生ならではの洞察力が短い文章ながらも冴えていると感じました。心の中にある触れにくいことから趣味の話まで、話題に事欠くことはないようです。巻頭にグラビアがあるので、ファンブックという雰囲気は否めません。まえがきでヨブ記に触れているのにはハッとさせられました。

  • ふう さん

    文を読んでいるのに、作者の声とおだやかな話し方で語られているようでした。3.11、わが子の死という想像を絶する出来事を経験し、「人はなぜ生きていくのか」と答えを求めての作品ですが、作者自身もきっとまだ『道の途中』なのだと思います。寂聴さんとの会話にあった『定命』『代受苦』という考え方が、今一番共感できる考え方かもしれません。震災で苦しむ人々を思う気持ちが繰り返し語られ、ともすると自分の目の前のことにばかり気を取られている自分を反省させられました。 いつか直接訪れたいと思いながら2年が過ぎようとしています。

  • 阿武隈川家康 さん

    カンさんは素直な表現で教養を感じるから不思議だ

  • KAKAPO さん

    最近、思っていること…成長するということは、自分の主観の中に、客観(間主観)を取り込んでいく、ということではないか、ということ、姜尚中さんの本を読むと思うことは、より客観的になるためには、もっと社会のことを知らなければならないということ、そして、日本人として逃れられない、固定された視点から、外国人の視点、在日の人の視点なども可能な限り取り込んでいかなければならないということ、世界の緊張は、為政者として客観性が不足している人が政権を握り続けている(その人を選ばざるを得ない)ことによるものではないでしょうか?

  • 定年(還暦)の雨巫女。 さん

    《私‐図書館》熊本県民にとって、水俣病問題は辛く悲しく切ない。東日本で、おきた大震災ですが、やはり同じ思いです。どちらも風化させては、いけませんね。

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姜尚中

1950年熊本県熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。東京大学名誉教授。専攻は政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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