SNSで繋がるあの人 君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー

如月かずさ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265090631
ISBN 10 : 426509063X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
152p;19

内容詳細

あの人のこと、そして自分のこと。物語を君色でみつめて。きっと君の世界が広がる。

【著者紹介】
如月かずさ : 1983年群馬県生まれ。東京大学教養学部卒業。『サナギの見る夢』で第49回講談社児童文学新人賞佳作、『ミステリアス・セブンス―封印の七不思議』(岩崎書店)で第7回ジュニア冒険小説大賞、『カエルの歌姫』(講談社)で第45回日本児童文学者協会新人賞を受賞

おおぎやなぎちか : 秋田県生まれ。『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)で第45回児童文芸新人賞、「オオカミのお札」シリーズ(くもん出版)で第42回日本児童文芸家協会賞を受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

朝比奈あすか : 1976年東京都生まれ。2000年、大伯母の戦争体験を記録したノンフィクション『光さす故郷へ』発表。『憂鬱なハスビーン』(講談社)で第49回群像新人文学賞を受賞し、2006年にデビュー

佐藤まどか : 東京都出身。第22回日産童話と絵本のグランプリで童話の部大賞を受賞した『水色の足ひれ』(BL出版)で、2006年にデビュー。『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(講談社)で第28回うつのみやこども賞、『アドリブ』(あすなろ書房)で第60回日本児童文学者協会賞と第6回児童ペン賞少年小説賞を受賞。1987年よりイタリア在住

佳奈 : 広島県生まれ。イラストレーター、漫画家。柔らかなタッチと、人物の感情があふれ出す瞬間の表現が魅力。書籍装画、挿絵、マンガ、MV用イラスト、グッズデザインなど、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶんこ さん

    SNSが小学生までトリコにしている恐ろしさ。3作目の「にぎやかな孤独」が特に怖かった。SNSにいちいち時間をあけずに返信するのがそんなに大事なのかな。世代の違いがありすぎて理解が難しいと思いつつ、おじいちゃんの盆栽の良さに気づく佐衣ちゃんや、見掛けだけの仲良しよりSNSで知り合ったMEの良さに気づけた柚さんもいる。怖いとばかりは言っていられない。ちゃんと使えばいいところがたくさんあるのにも気づく。

  • 白雪ちょこ さん

    タイトル通り、SNSが話題となっている短編集全4話。 最初の2話に関しては、家族の絆や自分の未来についての在り方に悩む、そういった良きSNSの使い方になっていた。 後半2話に関しては、本当の自分、そして後に性被害を表しているダークな物語。 特に、「にぎやかな孤独」は今の未成年達が被害にあっているリアルさ。 それがうまく描かれていた。 「ネットの言葉は、本当にあなたを想っている?」 間違えた使い方、そこに気づけない未成年の子達に、ぜひ観て欲しい。

  • タカギ さん

    SNSって怖いよねー。私はいいもの<怖いものの感覚が強いです。世代かな〜。全然使いこなせてないし、仕方ない。この話題を続けていくと、使い方次第でいいものにも悪いものにもなるし、結局は使う人の問題、という着地しかない。私はどこかと繋がっているのが無性に怖いけど、繋がっていたい気持ちもわからなくはない。ネットの中の人たちには、自分のことも相手のことも大切にして欲しいな、と望む。

  • 信兵衛 さん

    SNSは確かに面白く、学校では会えない人との出会いもあるでしょうけれど、SNSが世界の全てではない、そして決してパーフェクトな世界ではない、ということを子どもたちには知ってもらいたいですね。

  • なま さん

    ★4 SNSで繋がる中学生達の短編4話。リアルの世界で行き辛い子ども達の居場所。本心を唯一明かせる相手がいることもある。夢を叶える為にすべき事、人の意見に左右されず自分を信じる事、無理せず自分のままでいる事を応援してくれるストーリー。しかしSNSは使い方次第で危険にもなる。それを暗示する物語も全部まとめた君色パレット。絵の具1色は他の色ですぐ違う色に染まる。けれど全部の色が合わさると黒になる。人も誰かの意見に揺らぐけど沢山の人達と関わり考え方を取りこむ事で最後は何色にも染まらない自分が形成される気がする。

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