神々の汚れた手 旧石器捏造・誰も書かなかった真相 文化庁・歴博関係学者の責任を告発する

奥野正男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784870352216
ISBN 10 : 4870352214
フォーマット
出版社
発行年月
2004年06月
日本
追加情報
:
21cm,372p

内容詳細

ひとりの人間を捏造の「張本人」と断罪して一件落着を図った日本考古学協会。だが、捏造事件の本当の検証はこれから始まる…。文化庁・歴博関係学者など、真の責任者たちの責任を問う1冊。〈受賞情報〉毎日出版文化賞第2部門(人文、社会)(第58回)

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読書メーターレビュー

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  • 月をみるもの さん

    EM 菌議連幹事長が科学技術担当大臣、、、という、カフカ的な状況が生まれるのはなぜなのか? 江戸しぐさのような捏ち上げが教科書に掲載されてるのに、なぜ誰もそれを正せないのか? そう言う疑問を一度でも持ったことがある人なら、絶対に読むべき一冊。客観的/合理的で公明正大だとされてる「科学」も、その担い手でが人間がある以上、社会が設定する枠からは逃れられない。もはや考古学という個別の分野の問題ではないのだ。。

  • majiro さん

    こりゃまた労作。考古学への情熱と、捏造事件当事者への怒りが随所に感じられる。ただ、まあこの人のせいではないんだけど、残念ながら完全な解明には至っていない。しかし、この事件はほんと、なんなんだろうなー。熱に浮かされた、ということなのかなー。考古学そのものではなく、注目されることや、名誉みたいなことに。ともかく!あの事件も、この労作も、未来に活かすしかないのだ。

  • nob sat さん

    前中期旧石器遺跡捏造事件本。この本は角張氏の本と同様に歴史研究家の立場から、この事件に関わり、藤村氏に騙されていたとされる大学教授らを糾弾する。一つ一つ彼らの当時の主張文献を挙げ、藤村氏一人でこの捏造が出来なかったことをほぼ立証する。これまで読んできた関連本の中で最も徹底的に、この事件の真相を暴いている。

  • やま さん

    上原さんの「石の墟塔」を読んで関連する本を読みたくて手に取りました。前期旧石器ねつ造問題を広くとらえていて、事件を掘り下げています。ただ、読んでいるこっちまで重くツラい気持ちになってくるのがツラい。

  • take さん

    自分のブログをかき集めたからか、1冊の本として体系的に記述されておらず読みにくい。ゴッドハンド藤村の個人犯罪として問題を矮小化していることへの反発はまったくその通りだと思う。

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人物・団体紹介

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奥野正男

1931年札幌市生まれ。古代学者。1988年〜93年佐賀女子短期大学非常勤講師。1994年〜2002年宮崎公立大学教授。2005年〜06年韓国ウルサン大学客員教授。筑紫古代文化研究会代表、邪馬台国を考える会会長、東アジアの古代文化を考える会会長。邪馬台国九州説を唱えて多数の著書を著す。1980年『季

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