天皇の憂鬱 新潮新書

奥野修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106108051
ISBN 10 : 4106108054
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
256p;18

内容詳細

天皇は憂えている。戦前も、戦後も、平成の世も―国民がなかなか知ることができないその内面に、大宅賞作家が徹底した取材で深く迫っていく。終戦の日、まだ少年だった今上天皇は何を思われたのか。美智子皇后との恋愛をどのように成就されたのか。いつから、なぜ被災地で跪かれるようになったのか。「終活」はいつから始められたのか。皇室の家計簿はどうなっているのか。…柔らかな筆致でいま浮かび上がる皇室の「光と陰」。

目次 : 1 陛下はなぜ跪かれるのか―天災と天皇/ 2 天皇はいつから「終活」を始められたのか―「生前退位」秘録/ 3 なぜ軽井沢を深く愛されるのか―美智子妃、交流の記/ 4 終戦の日をどう迎えられたか―天皇皇后とあの戦争/ 5 家計簿の中身とは―天皇家と東宮家に見る懐事情/ 6 なぜ恋愛は成就されたのか―美智子妃、密会のとき

【著者紹介】
奥野修司 : 1948(昭和23)年、大阪府生まれ。ノンフィクション作家。立命館大卒。『ナツコ沖縄密貿易の女王』で講談社ノンフィクション賞と大宅賞を受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kawa さん

    平成から令和に譲位直前発行の本書。現上皇様の平成におけるお姿をダイジェスト。災害・戦災の被害者の見舞いや慰霊にことのほか熱心で、その際の被害者の前で跪く姿に、識者や関係者から時には「そこまでは…」の疑問の声もあがった。が、象徴天皇としての同じ目線にこだわったのだそうだ。平成29年に秋篠宮様が「皇嗣(天皇の世継ぎ)殿下」になっており、状況によっては悠仁殿下にダイレクトに譲位が行われる可能性もあるとのこと。恥ずかしながら、知らなかった事実だ。

  • いの さん

    昭和は「戦争の時代」。そして平成は「祈りの時代」であったことを意識して読みました。一際印象に残った文章を引用したいと思います。著者の言葉より…「祈られても沖縄が変わるとは思えないしどんな意味があるんですかね」するとおばぁはキッとなって言った。「悲しみのない人にはわからんさ、意味なんて考えるうちはダメだね」。その後身内を亡くした著者が思ったことも書かれていました。(祈りとは悲しみを持った人にだけにわかるメッセージなのだ。天皇皇后の祈りとは悲しみを背負わされた人たちを民族の家長として慰めることかもしれない)

  • 犬養三千代 さん

    平成から令和へ。今の上皇さまの沖縄への想いなどを描いている。 正田家と美智子陛下はもっと密に信頼しあっていたのはほんとそうだなと思う。これから雅子陛下もそうであってほしい。

  • skr-shower さん

    日本人として人権の無い皇室。その時代の今上帝が考えることを実行し、国民が見守るで良いのでは?国民の幸福を祈るのに性別は不問でしょう。くだらない報道が過熱しすぎ。

  • Katsuaki Mori さん

    20190617-20190621

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人物・団体紹介

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奥野修司

1948年7月5日生まれ。大阪府出身。立命館大学経済学部卒業。ノンフィクション作家。1998年「28年前の『酒鬼薔薇』は今」(文藝春秋1997年12月号)で、第4回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞受賞。2006年『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(文藝春秋)で、第27回講談社ノンフィクション賞・第37回大

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