日本人の病気と食の歴史 長寿大国が歩んだ苦難の道 ベスト新書

奥田昌子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584125885
ISBN 10 : 4584125880
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;18

内容詳細

医学博士が健康長寿食「和食」の秘密を探る!和食は本当に体にいいのか? 日本が長寿国になれたのは何故なのか? その答えは、日本人特有の体質(DNA)と日本人の食の歴史にあった! 医学博士が和食と健康寿命の眞実、そして健康食の最新常識に迫る。

【著者紹介】
奥田昌子 : 内科医、著述家。京都大学大学院医学研究科修了。京都大学博士(医学)。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で20万人以上の診察にあたる。愛知県(尾張)出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    食の歴史が千年以上の文書で残された国も珍しい。縄文時代から現代までの日本人は何を食べてきて、長寿国になったのかを多くの文献を基に時代毎に述べていて、最後に「健康十訓」を提唱する。その理想は禅寺の僧侶の食事。貝原益軒「養生訓」のように欧米の理論ありきではなく日本人は綿密に記録を残し経験から抽出した教訓を生み出すのが得意。内科医である著者は病気の面から現代の食生活の乱れに警鐘を鳴らす。戦後の給食でパン食と肉食・牛乳の増加で生活習慣病が飛躍的に増えた事実を浮き彫りにする。日本人はもっと食の歴史を大事にするべき。

  • ようはん さん

    日本の食文化史を医療や病気と関連して紹介。昔の平均寿命が30歳程度なのは子供の死亡率が高かったせいで縄文時代から60歳程度まで生きる事が出来るポテンシャルはあるのが分かったが、食生活と医療が充実して平均寿命が上がる反面数多くの病気と戦わなければならないジレンマもある。

  • ゆき さん

    鎌倉〜室町時代にかけて日本人の食事は1日3食へ。その後、茹でる煮る出汁をとる等素材の旨味を引き出す調理法が発達したのは、日本の水が軟水だから。明治8年に医師国家試験が始まり、医師は西洋医学を学ぶことが義務づけられたが、当初はすでに医師業をしていた人は無試験で「漢方医」と名乗ることを許された。 このように、日本人の食と病気の歴史が論理的に書かれている本は、やっぱり面白い。

  • すうさん さん

    お医者さんの書いた日本人の食の歴史。日本の歴史、栄養学、医学の融合した良書。読み易いしぜひ一読を勧める。著者が巻末で「どこをとっても日本人」が出てきた、というように日本人論でもある。日本人は昔から理論的に考察するよりも経験的に物事を判断してきた。言い換えれば西洋医学の病気への対処療法ではなく、貝原益軒の「養生訓」にあるような東洋的な長く癒す方法や予防医学の観点が根付いてきたのだろう。だから長寿世界一になれたのだろうし、その礎の和食が世界的ブームになっているのだろう。改めて日本人の素晴らしさを実感した。

  • ジュリ さん

    健康的に長生きするためには食事が大切。徳川家康は73歳くらいまで長生きしていた。食事は、ご飯、魚、野菜といったシンプルなもの。食べ過ぎは病気のもと。

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