基本情報
内容詳細
「明治」「戦後」につづく第三の“裂け目”後を、文学はいかに引き受けるのか―気鋭の批評家が、「一個の生」をキーワードに私たちの生きる態度を問う、渾身の一冊!
目次 : はじめに―「新しい時代」から「新しい時代」へ/ 第1章 百年の淋しさ―漱石『こころ』からの呼びかけ(「淋しい人」からの手紙/ 「わたし」というたったひとつの個であるために/ 「淋しさ」が生む「恐ろしい力」/ 「先生」はなぜ死ななければならなかったのか/ 「新しい時代」のために)/ 第2章 遅れてきた者の遍歴―大江健三郎の戦後(戦後という「新しい時代」の発見/ 六〇年安保と主体回復への葛藤/ 戦後の総括の試み/ 損なわれた生の救済と再生)/ 第3章 「新しい時代」の文学に向けて―3・11の「その後」をどう生きるか(3・11が生んだ「その後」/ 更新していく生と手渡される生)/ おわりに―たったひとつの個の一回限りの生
【著者紹介】
奥憲介 : 1969年生まれ。文芸批評家。慶應義塾大学文学部卒業。東日本大震災、福島第一原発事故をきっかけに文学評論に取り組み始める。「開高健論―非当事者性というフロンティアを生きる」で2018年すばるクリティーク賞佳作。戦後文学、現代社会をテーマに文芸誌等に執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かふ さん
読了日:2023/11/03
原玉幸子 さん
読了日:2023/09/23
たろーたん さん
読了日:2024/02/29
rikoxyma さん
読了日:2023/12/11
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人物・団体紹介
奥憲介
1969年生まれ。文芸批評家。慶應義塾大学文学部卒業。東日本大震災、福島第一原発事故をきっかけに文学評論に取り組み始める。「開高健論―非当事者性というフロンティアを生きる」で2018年すばるクリティーク賞佳作。戦後文学、現代社会をテーマに文芸誌等に執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に
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