世界の文学、文学の世界

奥彩子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784879843876
ISBN 10 : 4879843873
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
281p;19

内容詳細

あなたの文学に出会うための一冊。世界のさまざまな場所であまたの文学が生み出され、その一つ一つを大切に受けとめる人たちの営みとともに、文学の世界がかたちづくられ、はてしなくひろがってゆく。ケニア、シリア、イラン、タイ、デンマーク、アルバニアほか、多様な国の、多様な言語で書かれた小説・詩・戯曲を集めた、世界の文学/文学の世界への扉となるアンソロジー。

【著者紹介】
奥彩子 : 共立女子大学教授。専門はユーゴスラヴィア文学

鵜戸聡 : 鹿児島大学准教授。専門はフランス語圏アラブ=ベルベル文学

中村隆之 : 早稲田大学准教授。専門はカリブ海文学、環大西洋文化論

福嶋伸洋 : 共立女子大学准教授。専門はブラジル文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヘラジカ さん

    充実した内容。多くの翻訳者が携わっているようなので、この値段では安すぎると思う。ニュースですらあまり見かけない国々や所謂マイナー言語で書かれた世界文学の数々に触れられるばかりか、それぞれの文化・歴史、文学に関するキーワードについても学べてしまう。教科書としても良書。日本でもよく読まれているヴェルヌやプラトーノフ、最近の作家ならケレットや、傑作『酸っぱいブドウ/はりねずみ』が最近邦訳出版されたザカリーヤ・ターミル等々。あまり馴染みのない国とは言っても超一流の作家ばかり。アンソロジーとしてもすごく豪華。

  • かもめ通信 さん

    なにがすごいって、様々な国や地域の様々な言語で書かれた17作品のうち、日本の1作品をのぞくすべてが、重訳ではなく、書かれた言語から直接、日本語に翻訳されているということ!もちろん中味も面白い。

  • くさてる さん

    イラン、イスラエル、ブラジル、ハイチ、アルバニア、バスク、タイ……いわゆる「西欧文学」から外れた、世界の文学短篇を集めたアンソロジー。初めて読む国の話がたくさんあって、とても良かった。政治的な内容の物から男女の話まで、内容も幅広い、そして、ここに日本代表として尾崎翠の「アップルパイの午後」が収録されてるのが嬉しかった。

  • wistful さん

    教科書に載っている文学作品のような程よい短さのお話が集まっていて、その短さの中にも歴史背景や風刺が描かれていて面白かった。外国の世界観を楽しめた。その国の歴史とかに詳しくないと読んでいて意味がわからない話もあったけど話終わったあとに解説してくれるから理解を深められて良かった。文学作品には作者の生い立ちもかなり影響するんだな。ヴァンダと虎と密林の紳士たちと鉄道の話が好き。

  • 魬 さん

    ドゥブラヴカ・ウグレシッチの短編が読みたく購入。地域・言語を限定していないが故のバリエーションに富んだ収録作、各作家/作品の解説など内容は充実しており、値段もお手頃なので海外文学への足がかりとしてうってつけのアンソロジーだろう。一作がさほど長くないので読み進め易いのも魅力。バスク文学といったマイナー言語の作品に触れることができる一方で、台湾や韓国といった日本にほど近い国の作品が収録されていないのは(松籟社が得意とする分野ではないことを踏まえても)少し残念ではあるが、多くの人の元に届いて欲しい本である。

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